和歌山県へ移住する前に、こんな心配がありませんか?
そこで、和歌山県へ実際に移住した人にアンケートを取り、失敗談を聞いてみました!
この記事では以下のような点をまとめました。
- 和歌山の失敗体験談
- 和歌山でおすすめの移住先
- 和歌山の移住支援制度
移住者だから感じる違和感や失敗談から、和歌山移住を成功させる秘訣を見つけましょう!
この記事を読めば、和歌山移住の前にしておきたい準備や心構えができることでしょう。
まずは、AI移住シミュレーションであなたに向いてる「移住先」を確認しよう!
AI移住シミュレーションとは?
AI診断を使って、全国1741個の地域から、自分自身に合った「移住地域」を教えてくれるサービス。
まずは、地方移住サービス「Konforta」のAI移住シミュレーションを使って、自分に合う移住地域を確認することがおすすめです。
これによって、「移住してみたけど、自分が思い描いていた場所じゃなかった…」という、失敗をなくすことができます。
使い方は、6つの画像から、気になる画像を2つ選ぶだけ!
また、会員登録をすることで詳しい地域の情報も見ることが可能です!
登録は3分ほどで完了しますので、ぜひ気軽に試してみてください。
\3分ほどで会員登録できます/
1.【実録】和歌山移住で後悔…失敗体験談を紹介
まずは和歌山へ移住して後悔した!という失敗体験談を紹介します。
1-1.和歌山移住の失敗体験談【生活面】
まずは、生活面での失敗体験談です。
栄えているところとそうでない場所の差が大きい
まずは、栄えている場所と田舎の不便な地域との差を上げる声があがりました。
20代・女性・移住歴2年
30代・男性・移住歴2年
和歌山駅周辺と和歌山大学周辺のふじと台以外が過疎なので、県で見ると大阪への直通アクセスくらいしかメリットが無いところ。 しかも、直通アクセス自体も移動距離が長い。
和歌山県は県域が広く、開発が進んでいる地区は「ごく一部」ということです。
例として、和歌山県で一番人口の多い「和歌山市」と一番人口の少ない「北山村」を比較してみましょう。
和歌山市 | 北山村 | |
人口 | 367,802人 | 432人 |
スーパーの数 | 95軒 | 0軒 |
新大阪までの所要時間(電車) | 1時間50分 | 5時間20分 |
(NAVITIME、北山村公式ホームページより作成)
同じ県内でもこれほど、大きな差がついてしまう地域があるということです。
移住する前には、移住先の地域の利便性やアクセスも要チェック!
ちなみに、北山村は日本で唯一他の市町村と全く接していない「飛び地」として独自の文化を守り続けてきました。
興味がある方は、ぜひ、北山村のホームページをご覧ください。
買い物できる場所が少ない
次にあがったのが、買い物できる場所の少なさです。
20代・女性・移住歴2年
30代・女性・移住歴1981年~2020年
30代・女性・移住歴20年
商業統計調査によると和歌山県の百貨店は、わずか一店舗しかありません。
また、小売業のお店も、約15000店舗で大阪や京都とは比べ物になりません。
買い物できる場所が身近な場所にないというのは、不便な点ですね。
和歌山県へ移住したら、大阪まで買い物に行くか、あるいはネットショッピングを上手する工夫が必要です。
1-2.和歌山移住の失敗体験談【仕事面】
次に、考えたいのが、仕事面での失敗体験談です。
土地が広いので通勤が大変
まず、通勤の面でのデメリットをご紹介します。
50代・女性・移住歴25年
また、在来線の列車の車両は、古いです。 唯一ある白浜空港も、近くのアドベンチャーワールドにパンダがいるにもかかわらず、白浜空港までの運賃が高すぎるため、利用する人が少ないです。
20代・女性・移住歴18年
バスも紀伊田辺、白浜にはそこそこ通っていますが、それでも何時間かに1本程度で、場所によっては1日に1本などの場所もあります。そもそも近くにスーパーもないのにバスすら来ない場所もあります。 どこに行くにもアクセスの悪さが最大の難点で、車が無い人はタクシーが必須になります。
何時間か1本にしか、電車やバスが来ないという口コミです。
特に和歌山県南部は、交通網が発達しないという意見も出ました。
たとえば、南高梅の発祥地として有名な「南部町」から大阪へ出るルートを考えてみましょう。
JR南部駅 1時間45分 → JR天王寺駅 15分→ 新大阪駅
(引用:南部町公式ホームページより)
最低でも2時間はかかりますね。
出張などで他県へ赴く場合は、とても不便に感じることでしょう。
もし、他県へ行くことが多いと予想される場合、アクセスのよい北部に移住するのがベストといえます。
土地があるのに大企業への誘致ができない
そして、長年和歌山に住んでいる人からはこんな意見も。
50代・女性・移住歴25年
和歌山県は大企業が少ないという意見です。
和歌山県のホームページを調べてみると、和歌山県の上場企業は全9社。
大都市と比べるとどうしても少なく感じるかもしれません。
もし、上場企業でキャリアを積みたいという方は、自分のスキルが活かせる仕事が和歌山にあるかどうか、事前に調べておきましょう。
和歌山県は、以下のようなサイトで、移住者向けの求人情報を提供しています。
1-3.和歌山移住の失敗体験談【環境面】
次に、環境面での失敗談です。
やっぱり南海トラフ地震が心配…
「災害」という面で挙がったのが、「南海トラフ地震」への恐れでした。
30代・女性・移住歴1年
「南海トラフ巨大地震警戒情報」によると、和歌山県での被害予想は以下の通りです。
死者 :8万人
建物倒壊:19万棟
浸水面積:106.6平方キロメートル
断水 :86万人
下水道 :20万人
停電 :74万軒
ガス停止:1万9000戸
1日の避難者数:45万人
一週間の避難者:46万人
災害廃棄物 :1700万トン
直接被害額 :9兆9000億円
もし、この予想の通りなら、和歌山県は甚大な被害を被ることになります。
和歌山県では、津波浸水予想図や津波シュミレーション動画を作成し、県民に注意を呼びかけています。
いつか必ず来ると言われている南海トラフ地震。
被害が比較的少ないと言われている場所へ移住するのも、賢明な移住地選びです。
地区ごとの避難計画地区ごとの避難計画地区ごとの避難計画を策定している自治体もあるので、移住前には必ず目を通しておきましょう。
1-4.和歌山移住の失敗体験談【人間関係面】
次に、和歌山県での人間関係面での失敗談です。
ニュースの報道よりも早い情報網!
まずは、「情報が回るのが早い!」という点です。
10代・女性・移住歴18年
また地域のコミュニティの結束力が強い分、最初にやらかすと地域の人は冷たくなります。最初は近所付き合いが難しいです。
田舎特有の傾向ですが、コミュニティの結束が固く、あっという間にうわさが広がるというデメリットがあります。
それゆえ、移住してすぐは、好奇の目を浴びてあることないことをうわさされたり、ご近所との距離感も分からず「近所づきあいが難しい」と感じるかもしれません。
この点については、移住前に、和歌山県のことをよく知る移住者に尋ねておくのがいいでしょう。
和歌山県のホームページからは、相談できる「先輩」移住者がどこに住んでいるのか、マップで見られます。
連絡先も載せてあるので、移住前には、先輩たちにご近所づきあいのコツを聞いてみましょう。
干渉のし過ぎ…
移住者にとっては、うれしくもちょっと困ってしまうこんな口コミも。
60代・女性・移住歴昭和60年から、令和2年
お世話になっていながら、そんなことをいうものでは、ないと思いますが、節度が、保てないことが、あるというところが悪い点だと思います。
和歌山の地元の人たちは、温暖で穏やかな気候のもとで生活してきました。
いわゆる「南国気質」で、とてもおおらかで「バカがつくほどお人好し」の一面もあるようです。
その親切心は、移住者に対しても例外ではありません。
ですが、その密な接し方が、移住者にとっては干渉のしすぎだと感じることもあるようです。
もし、ご近所の人と上手にやっていけるか心配なら、一度「お試し移住」をしてはいかがでしょうか。
後述しますが、和歌山県では短期間、移住体験ができる施設が整っています。
事前に、お試しで移住してみて、近所の人々の様子を知ることも、和歌山移住を成功させる秘訣の一つです。
1-5.和歌山移住の失敗体験談【子育て面】
最後に、子育て面での失敗談をみていきましょう!
大きな病院がない
子どもが病気になったとき、気にかかるのが病院ですよね。
30代・女性・移住歴1981年~2020年
日本医師会の地域医療情報システムによると、和歌山県の診療所施設や医師数は、全国平均を大きく上回っています。
しかし、総合病院数は、全部で16カ所。
県土の広さから言うと、十分とは言えませんね。
それで、よりよい医療を求めるなら、大阪まで出なければならないこともあるようです。
和歌山県の病院情報に関して、和歌山県のホームページでは、公的病院一覧が見られます。
さらに、わかやま医療情報ネットでは、市町村ごとに「今すぐ」診てもらえる診療所を探すこともできます。
移住後は、このような情報を活用し、いざとなったときに慌てふためくことなく、冷静に対処する備えが必要です。
学費以外の出費が痛い…
それから、高等教育に関して、交通費など学費以外の出費を上げる声もありました。
30代・女性・移住歴1981年~2020年
和歌山県内の高等教育機関は以下の通りです。
- 大学 4校
- 短期大学 1校
- 専門学校 17校
(引用:スタディサプリ・大学受験パスナビ)
そのうちの14校が、和歌山市内にあります。
先ほど考えたように、和歌山県内も県外も、交通アクセスがいいとは言えません。
他の市町村から通学するとなると、同じ県内でもかなりの時間と費用がかかることでしょう。
子育て世代の方は、こんな点も考慮に入れて、移住地を決定してくださいね。
2.和歌山移住するならココ!おすすめの地域は和歌山市
さて、これまでの失敗談を含めて、和歌山移住におすすめの地域をご紹介します!
おすすめ理由
まず、多くの移住者が「失敗談」としてあげたのが、「交通アクセスの悪さ」と「店や病院が少ない」という点でした。
それをカバーできるのが、和歌山市です。
和歌山市は、公共交通機関が充実しています。
- 路線バス
- JR、南海電鉄、和歌山電鉄
- 南海フェリー
また、公共交通機関が使いにくい、不便な場所に住んでいる人のために、「乗合タクシー」のサービスを開始。
たとえ車が運転できない移住者であっても、必ず移動の足が確保できるように市がサポートしています。
また、和歌山市には病院が1497あり、急病になっても、すぐに診てもらうことができます。
このような点から、都市部から移住してきたら、まずは和歌山市に住むことをおすすめします。
移住者の声
では、移住者は実際にどんな感想を持っているのでしょうか。
近くにスーパーやコンビニがあり、日常生活が非常に便利でした。 また、都会すぎず、田舎過ぎず、ちょうど住みやすい地域でした。(30代・男性・移住歴6ヶ月)
和歌山市は人の出入りが比較的に少なく、昔ながらの雰囲気がありとても静かに過ごせます。海や山が同居していて、食べたりスポーツをしたりするにもよい環境です。(30代・男性・移住歴10年)
人が温かく住みやすい。スーパー等日用品の買い物には不自由せず、物価も安い。自然も多く、公園も多い為、子育てには非常に良い街だと思います。(30代・男性・移住歴5年)
駅からも近く大阪までも行きやすい。和歌山でいろんなところが近いのですごく住みやすかったです。どんどん新しい店が出来てきて楽しみが、増えてます。(20代・男性・移住歴1年)
(引用:スマイティ)
やはり、利便性の高さをあげる移住者が多いことがわかります。
スーパー、コンビニ、病院など、特に不満を感じることはないようです。
温かい人と静かに過ごせる「ほどよい田舎」ということで、人気があるのもうなずけますね。
和歌山市ならではの楽しみ
2020年6月、和歌山市には、「キーノ和歌山」という複合施設が誕生!
和歌山の厳選食材を手に入れたり、和歌山中の人気店のメニューを楽しめたりするということで、人気をよんでいます。
もちろん、日常のお買い物だって楽しめます。
移住者にとっても、和歌山のことをよく知るためにも、一度足をはこんでみたい場所ですね。
そして、和歌山市と言えば「和歌山ラーメン」です。
この投稿をInstagramで見る
戦前から和歌山の人々に愛されてきた豚骨醤油のラーメンは「和歌山ラーメン」と呼ばれ、今では観光の目玉になっています。
和歌山市観光協会は、「味めぐりまっぷ」を作成。
移住者の方も、ぜひ休日を利用して、和歌山市ならではの味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
行きつけのお店が何軒もできてしまうかも…!?
他にも、和歌山城や、黒潮市場、和歌山マリーナシティなど、和歌山市の魅力を挙げればきりがありません。
気になった方は、以下のホームページを要チェックです!
3.利用したい移住支援制度
では、最後に利用したい移住支援制度を一気にご紹介します!
和歌山市の移住支援制度
先ほど「おすすめの地域」としてあげた和歌山市の移住支援制度は以下の2つをぜひ活用してください。
和歌山市転入型三世代同居・近居促進補助金
こちらは、Uターンの方向けの支援です。
和歌山市で、3世代で同居する場合、和歌山市からリフォーム代金として30万円が補助されます。
給付条件もありますので、詳しくはホームページをご覧ください。
先端技術活用創業支援
先端技術活用創業支援は、起業する人への金銭的援助です。
Aiやロボットを利用した事業や、先端技術を活用した情報通信サービスを創業する場合、補助金が支給されます。
この支援は、創業による地域活性化を目的としているので、もし利用するのであれば、地元の人々との綿密な連携もとっていきたいですね。
IT関係で起業を考えているなら、ぜひ利用したい制度でしょう。
和歌山県の移住支援制度
最後に、和歌山県が行う移住支援制度をご紹介します。
田舎暮らし短期滞在住宅
田舎暮らし短期滞在住宅とは、1泊1500円から、最長2年まで「お試し」で和歌山県へ移住できる支援制度です。
もしできるなら、地域の人々との交流や、その土地の気候、雰囲気などをよく知り納得してから移住したいですよね。
移住を真剣に考えている人は、ぜひ、この田舎暮らし短期滞在住宅を体験してみてはいかがでしょうか。
また、和歌山県はしごとくらし体験も実施しています。
しごとくらし体験は、移住を希望する地域で、実際に仕事をしながら地域の雰囲気を知ることができる制度です。
このような支援を利用して、まず現地を尋ねてみることが、移住を成功させる第一歩になること、間違いなしです。
▼合わせて読みたい
4.あなたに向いてる「移住地域」はどこ?
少し話はそれますが、自分に向いている「移住地域」がどこなのか気になりませんか?
地方移住サービス「Konforta」のAI移住シミュレーションを利用すると、全国1741個の地域から、あなたに合った「移住地域」がわかります。
6つの画像から、気になる画像を2つ選ぶだけで、「○○県○○町」という形であなたにオススメの移住地域を教えてくれます。
また、会員登録をすることで詳しい地域の情報も見ることが可能です!
登録は3分ほどで完了しますので、ぜひ気軽に試してみてください。
ちなみに、Komfortaでは「地方での職探し」や「空き家の提供」までサポートしてくれます。
初めての移住で、困りがちなことは全て解決可能です!
また、相談にお金は一切かかりません。
「いきなりの移住は怖くてなかなかできない…」
という人でも、地方での暮らしが身近に感じるきっかけになるはずです。
地方への移住を考えている人はもちろん、地方への移住にあこがれが少しでもある人も、ぜひAI移住シミュレーションと合わせて活用してみてください。
\3分ほどで会員登録できます/
まとめ
今回は、和歌山へ移住して失敗した人の経験から、多くを学べました。
移住の支援制度や、インターネットの情報を上手に活用しながら、和歌山移住の準備をしましょう。
そして、和歌山県への移住生活を成功させましょう!