大阪移住についてお調べですね。
なんて、移住後に思うなんて嫌ですよね。
移住前のイメージと移住後の実情とのギャップが、あとあとの後悔を強めてしまう大きな原因の一つです。
そこで今回いえらぼでは、移住者・在住者からの住みづらさを感じたという口コミを独自調査!
この記事を読めば、リアルな失敗談から移住の際の注意点・移住をうまくいかせるポイント・おすすめの移住先をしっかりと理解できます。
「大阪に移住して良かった!」と思えるように、まずは失敗ケースから学んでいきましょう。
1.【実録】大阪移住で後悔…失敗体験談を紹介
まずは、大阪に移住した方々のリアルな失敗談から確認していきましょう。
車の必要性や街の利便性、人間関係で気をつけるべきポイントを、大阪に移住した人たちのリアルな口コミを取り上げながらわかりやすく紹介していきます。
1-1.大阪移住の失敗体験談【生活面】
まずは日常の生活の中で後悔したと感じた点を紹介していきます。
車がないと買い物が不便なエリアがある
移住後に車がないと不便だったと感じてた方もいるようです。
30代女性・2012年~2017年
都会という印象のある大阪ですが、車がないと不便を感じるエリアがある点には注意が必要です。
JR線や近畿日本鉄道、大阪メトロ、阪急電鉄などの移動手段が用意されており、基本的には移動にストレスを感じることはありません。
ただし、東京のように2つ以上の路線を使えるエリアは大阪市内に限定され、その他のエリア ではJR線や近畿日本鉄道しか使えないため、運行状況に合わせたスケジュールを組む必要があります。
また、電車が混雑することも「車がないと不便だった」と感じられる要因と言えます。
「電車の混雑率ランキング最新版が発表!最も混むのは東西線。」では、大阪メトロ御堂筋線・梅田→淀屋橋間間のピークの満員率は151%です。
東京と変わらない混み具合になることがあるといわれており、都会を離れたにも関わらず人ごみの中を移動することになりかねません。
大阪府に移住し、自分のペースで移動したいという方は、大阪市外で車をもった生活を送ることをおすすめします。
1-2.大阪移住の失敗体験談【仕事面】
ここからは大阪に移住した後に実感した、仕事面での失敗談を紹介していきます。
仕事探しが難航することがある
大阪へ移住したのちに、仕事探しに苦労したという方もいるようです。
主人の転勤で、4月から大阪来てるけど。仕事探しが苦戦。正社員で探してるけど、中々通らない。やはり派遣とかになるのかな。いつ主人が転勤するか分からないし。はぁ
こういう家庭の方はどうしてるのかな?#転勤妻#転職活動#正社員#派遣社員— azusa (@azusa10070809) July 31, 2020
都会のイメージある大阪ですが、仕事が多いという漠然とした印象には注意が必要です。
ファンジョブによる「令和2年4月の有効求人倍率都道府県ランキングでは、意外にも全国で9番目の水準であり、首都圏のなかでは低めの数値であることがわかります。
さらに、正社員に限定すると0.8倍ほどの水準であり、移住後の仕事探しがリスキーな選択であると言えます。
移住後に大阪の生活を満喫するためにも、移住前に仕事を決めておいたほうが無難です。
1-3.大阪移住の失敗体験談【環境面】
ここからは大阪の環境面に後悔した、という口コミを紹介していきます。
治安の悪いエリアがある
大阪へ移住したのちに、治安の悪いエリアがあることに後悔した方もいます。
50代女性・3ヶ月
30代女性・4年半
近年は減少傾向にありますが、大阪の代名詞はたこ焼きとひったくりとされ、決して治安がよいとは言えないエリアがある点には注意です。
警視庁の「平成30年 警察白書 統計調査」によると、認知されている犯罪件数は107,023件であり、全国的に犯罪が多い県であることがわかります。
大阪より少し人口が多い神奈川県の認知されている犯罪件数が53,628件であるため、治安の良さを求める方はしっかりとしたエリア選びが必要です。
都会を離れ、安心できる場所で生活したい方は、吹田市や豊中市などの大阪市以外の市町村を選ぶことをおすすめします。
1-4.大阪移住の失敗体験談【人間関係面】
最後に大阪へ移住後に後悔を感じた、人間関係面の失敗談を紹介していきます。
独特の県民性と方言がある
大阪ならではの県民性と方言に後悔を感じた方もいるようです。
50代女性・1年間 関西人はよく『関西人は心が温かく親切。関東人は冷たい』と言うが、決してそうは思わない。
20代女性・2年間 最初は大阪での生活が不安でしたが、家族のように接してくれる大阪人や利便性の良さ。今では大阪が大好きです。
大阪に移住する際には、特徴的な方言と県民性には注意が必要です。
全国2番目に狭くても、代表的商業の中心地。なにわ商人の大阪府民
と解説されており、自分の出身地を堂々と明かす、個性の強い方言を愛用する点に特徴があるとさられています。
また、もともと商人気質であり、笑わせることを大切にしているためことも事前に理解しておきたいポイントです。
口コミにあるように、知らない人に突然話しかけられるというシチュエーションに出くわすこともありますが、悪気がないことを理解できるだけでぐっと人間関係が楽になるはずです。
2.大阪移住するならココ!おすすめの地域は吹田市
大阪に移住した際のリアルな体験談を確認できたところで、ここからは移住におすすめのエリアを紹介していきます。
今回は大阪のなかでは治安がよく、移住者も馴染みやすい吹田市のおすすめポイントを取り上げます。
2-1.おすすめ理由
大阪へ移住する際に吹田市をおすすめする理由は、治安が良く、都会らしさと田舎らしさのバランスが良いエリアであるためです。
吹田市は大阪府内でベッドタウンの役割を果たしているため、町並みが落ち着いており、ゆっくりとした時間を満喫しやすいエリアです。
さらに、転勤などで引っ越してくる方も多く住んでいるため、移住したばかりでもすんなりと馴染むことができます。
口コミのなかにある「大阪の治安の悪さや独特の県民性」という後悔しがちなポイントも、うまく解消できるのが吹田市です。
2-2.移住者の声
実際に吹田市に住んでいる方は、次のような感想をもっています。
電灯は割と多いため、夜道は暗くなく、人通りは少ない。住宅街なので、住民の目があり犯罪が起きにくいと考えられる。30代男性
阪急吹田駅から近くて便利。JR吹田までも徒歩10分くらいと便利。江坂にも自転車でいける距離で自転車があると便利。30代女性
参考:SUUMO
特に、
- 夜道が明るく、住宅街で安心できる
- JR吹田まで徒歩10分くらいで利便性がある
といった点にに満足している方が多いようです。
2-3.吹田市ならではの楽しみ
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吹田市ならではの楽しみは、大阪らしいスポットを満喫できる点にあります。
JR吹田駅の徒歩圏には万博記念公園があり、太陽の塔や市立吹田サッカースタジアムなどゆったりとした時間を楽しめるポイントとして親しまれています。
さらに、阪急吹田駅から電車で20分ほどで、大阪市内に入れるため、ショッピングを楽しみたい方もストレスなく暮らせる点も魅力のひとつです。
3.利用したい移住支援制度
一部の市町村に限られますが、支援制度を使うことができる地域もあります。
コストがかかる移住も、これから紹介するエリアであれば費用を抑えることができます。
市町村別の移住支援制度を紹介
エリアに限りがありますが、大阪府内では次のような補助金制度を市町村ごとに用意しています。
- 堺市:
【泉北ニュータウン住まいアシスト補助】泉北ニュータウン外から泉北ニュータウン内の賃貸住宅に転入した若年夫婦世帯・子育て世帯を対象に、家賃が5万円を超える分を月2万円まで、最長5年間補助。 - 池田市:
親元近距離居住応援補助金】親世帯が池田市に居住していることを条件として、子世帯が池田市への転入を機にマイホームを新規取得する際の登記費用(上限20万円)を補助。 - 茨木市:
【茨木市多世代近居・同居支援事業補助】市外在住の方が、茨木市内で子世帯、または親等と近居・同居をするために住宅の取得をした世帯、または同居をするために市内業者で住宅をリフォームをした世帯を対象に費用の一部上限30万円助成。
まとめ
大阪へ移住を検討する際には、まずは実際に移住した方々の口コミを確認することから始めていきましょう。
都会を少し離れ、ゆっくりとした時間を楽しめるイメージだけで移住してしまうと、実際に住んでから後悔していまう可能性が高くなります。
具体的には、車がないと不便なエリアがある、思いのほか仕事が少ない、大阪特有の人間性に戸惑ういった点に実際に住んだ方々は後悔しています。
今回おすすめした吹田市のようなエリアであれば、口コミの多かった後悔しやすいポイントを上手に解消でき、都会から少しだけ距離を置いた大阪での生活を満喫できるでしょう。
大阪での生活が気になった方は、吹田市エリアで移住をイメージしてみることで、移住計画を具体化しつつ失敗のリスクを軽減できるでしょう。
移住希望者