日本一の米どころとして有名な新潟県。
スキーやスノーボードなどのウインタースポーツがきっかけで、新潟移住に興味を持っても、
といった疑問、なかなかググっても解決しないですよね。 ただ、もう大丈夫です。
新潟移住に関して知りたい情報を、いえらぼ編集部が1記事に凝縮してまとめました。
この記事を読めば、色々なデータをもとにした新潟県の情報や、移住者の体験談が分かります。
おすすめの移住地域や利用したい移住支援制度まで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読んで、移住成功のヒントをつかみ取りましょう。
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1.移住前にまずは確認!新潟県についての情報まとめ
新潟移住を考えたとしても、何から調べたら良いかなんて分からないものですよね。
いえらぼでは、国や様々な機関が出している都道府県のデータをはじめとした移住の参考になりそうなデータを40項目以上調査しました。
そんな中から、基本情報・特徴的な情報をピックアップして紹介します。
移住先を知るきっかけとして、ぜひ参考にしてください。
1-1.新潟県の基本情報
まずは、新潟県の基本的な情報について紹介します。
▼新潟県の基本情報まとめ
項目 | 数値 | 全国順位 |
---|---|---|
人口 | 22,246,000人 | 15位 |
移住者数 | 転入者:4,764人 転出者:8,503人 |
27位 |
平均収入 | 288,200円 | 29位 |
家賃相場 | 47,601円 | 32位 |
面積 | 12,583.46㎢ | 5位 |
参考:
「都道府県別人口と人口増減率 」(総務省統計局)
「住民基本台帳人口移動報告 2020年(令和2年)4月結果」(総務省統計局)
「都道府県別現金給与総額と格差」(厚生労働省)
「全国家賃動向」(全国賃貸管理ビジネス協会)
「全国都道府県市区町村別面積調」(国土地理院)
これらのデータの中で注目したいのは、新潟県の面積です。
全国5位の広い面積を誇る新潟県は、地域による気候の差が大きいのが特徴です。
新潟と言えば、豪雪地帯というイメージを持つ方も多いでしょうが、実は地域によって差があります。
移住する際は、新潟県の地域による気候の差を把握しておきましょう。
1-2.他都道府県と比較した新潟県の特徴
次に、新潟県の特徴的な情報をお伝えします。
他都道府県と比較した時に、上位・下位に位置していたものをまとめました。
新潟県の特徴を捉えるのに便利な情報がそろっているので、手軽に特徴を把握したい人はご覧ください。
▼他都道府県と比較した新潟県の特徴まとめ
項目 | 数値 | 全国順位 |
---|---|---|
降水日数(年間) | 164日 | 6位 |
降雪日数(年間) | 60日 | 6位 |
農家数 | 78,453戸 | 4位 |
老舗企業の数 | 1,283社 | 5位 |
参考:
「統計でみる都道府県のすがた2018」(総務省)
「2015年農林業センサス」(農林水産省)
「新潟県老舗企業調査」(東京商工リサーチ)
これらの特徴的なデータを見てみると、新潟県の特徴としては、
- 雨や雪の日が多い
- 農家が多い
- 老舗企業が多い
などが挙げられます。
今回、それぞれの特徴の背景をいくつかの根拠(データ)から考察してみました。
詳しく見ていきましょう。
特徴1.雨や雪の日が多い
新潟県の特徴の1つ目は、雨や雪の日が多いということです。
これは、日本海側特有の気候が関係していると考えられます。
冬になると、大陸から吹く冷たく乾いた風が日本海で暖かく湿った空気に変わり、大気の状態が不安定となります。
その結果、新潟県の冬は曇りや雨、雪の日が多く、天気が変わりやすい日が続きます。
特に県外から移住した人は、冬の雷に驚くことも多いようです。
晴れた日が少ないと気分も落ち込みがちになりますので、移住の際は家でできる気分転換方法を見つけておくと良いかもしれませんね。
特徴2.農家の数が多い
特徴の2つ目は農家の数が多いということです。
新潟県は日本一長い信濃川などたくさんの川が流れており、川の下流に広がる土壌の良い土地では、稲作などの農業が昔から盛んでした。
農林水産省が発表している「生産農業所得統計」によると、新潟県の米の産出額は全国1位となっています。
他にも、西洋梨やキノコの生産量も第2位となっており、米だけではなく他の農作物も多く栽培されている農業大国と言えるでしょう。
移住して農業をしたいと考えている人には、新潟県はおすすめの県です。
農業を始めたい方は「就農にいがたスタートナビ」などをチェックして、事前に情報収集をしておきましょう。
特徴3.老舗企業が多い
特徴の3つ目は老舗企業が多いということです。
特に、亀田製菓やブルボン、コメリなど今や全国的にも名が知られた企業の発祥も新潟県であることは、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
長く続いている企業がたくさんあるということは、移住して仕事を探すに時も就職口に困ることは少ないと考えられます。
新潟県は東京に「にいがたUターン情報センター」を設置するなど、就職サポートも充実させています。
移住して就職しようと考えている方は、予めチェックしておくと良いでしょう。
2.新潟県に住んでいる人のリアルな体験談
ここからは、いえらぼで独自に調査した、新潟県に移住した人の生の声を紹介します。
2-1.30代男性Aさんの移住体験談
▼Aさんのステータス
- 年代 30代
- 性別 男性
- どこからどこへ移住したか 埼玉県から新潟県糸魚川市
移住のきっかけ
いえらぼ編集マン
Aさん
実家が新潟県の彼女と知り合い、結婚の約束をしました。
彼女とどこに住むか検討したところ、糸魚川市に移住することに決めました。
移住して良かった点
いえらぼ編集マン
Aさん
また、移住してきたときは、僕も彼女も仕事を辞めて来ていて、土地勘もなく知り合いも全くいませんでした。
地域の人たちは親身に話を聞いてくれて、職場の心配もしてくれまして、そのおかげで就職先も決まりました。
そしてなんといっても、天気の良い日は早朝からヒスイのある川や海岸へ行って、ヒスイ探に没頭できる事です。
移住して後悔した点
いえらぼ編集マン
Aさん
その家のある地区はヒスイがよく発見される地域でしたので、その物件を買おうと彼女と決めました。
その事を彼女の親に伝えると「その地区は、毎年雪が4メートル以上も積もる豪雪地帯だし、子育てするにも大変な地域だから、やめた方がいい、もし住むとしても賃貸にしなさい」とアドバイスしてくれました。
そして、その物件を賃貸契約して、家賃3か月分を前納し、4月に引っ越しました。
荷物を運び入れ、そこに一晩泊まりました。翌朝大量の「カメムシ」が発生(数百匹)し、とても住める状況ではありませんでした。
不動産屋にクレームを入れ、別の場所に引っ越しいましたが、家の選択に失敗しました。
これから移住する人に向けてのアドバイス
いえらぼ編集マン
Aさん
山間地に行くほど「カメムシ」が大量に発生するようです。
空き家はなおさらです。
それと「町内の人達と仲良くできる関係を築くことが大事だ」地元の方から教えてもらいました。
移住してきても、地域の人と関りを持たない人もいて、地域行事などの事で、トラブルを起こしていることも多々あるようです。
地元住民の懐に入ることが大事です。
Aさんの移住体験談まとめ
- 地域の人との交流が大事
- 住む場所は慎重に選ぶべき
- 降雪量に注意
いえらぼ編集マン
新潟県は、地域社会のつながりが深いという特徴があるようです。
移住者に対しても親身になって相談に乗ってくれたり、野菜をおすそわけしてくれる面倒見の良さは、新潟に移住する上で魅力のひとつですね。
総務省が行った2015年国勢調査によると、新潟県は3世代の同居率が全国3位となっており、先祖代々同じ土地に住んでいる人が多いことが伺えます。
昔から助け合って暮らしてきた分、地域のコミュニティがしっかりと出来上がっています。
移住の際は地域行事への積極的に参加して、地域の人と交流を図った方が良いでしょう。
2-2.20代女性フリーライターBさんの移住体験談
▼Bさんのステータス
- 年代 20代
- 性別 女性
- 職業 フリーライター
- どこからどこへ移住したか 神奈川県横浜市から新潟県新潟市
移住のきっかけ
いえらぼ編集マン
もともと全く新潟市には行った事もありませんでしたし、移住する前に何度かお邪魔したくらいでした。
移住して良かった点
いえらぼ編集マン
移住して後悔した点
いえらぼ編集マン
橋の上を自転車で通るのは非常に過酷で、全然前に進みません。
あとは、天気が非常に不安定で、「さっきまで晴れてたのに、え?!もうめっちゃ曇ってるし雨もすごい降ってきた…」みたいなことが日常茶飯事で、洗濯が大変だったので、サンルーム付きの賃貸物件を借りるのがおすすめです。
これから移住する人に向けてのアドバイス
いえらぼ編集マン
しかし、風の強さと天気の悪さは人によってはものすごく嫌なことなので、注意が必要です。
車は無くても、自転車にも優しい町だし、買い物も不便しませんよ。
Bさんが思う移住に向いている人・向いていない人
いえらぼ編集マン
新潟市は都会であり田舎でもあるからです。
向いていない人は天気が悪いと気が滅入っちゃう人で、特に冬場の天気の悪さで鬱になっちゃう人も多くいます。
Bさんが考えるおすすめ移住先
2位は新潟県で2番目の都市の長岡市で、遊ぶところは少ないけど、自然豊かで大きい公園も多く、子育てはしやすいと思います。
3位は三条市で、ラーメンが抜群に美味しいです。ものづくりの町で、いい感じの雰囲気を持つ町です。
Bさんの移住体験談まとめ
▼Bさんの体験談まとめ
- 天気が変わりやすい
- 都会と田舎の良いとこどり
いえらぼ編集マン
新潟は快晴の日が少なく、特に冬場は曇りや雪が続くことも珍しくありません。
総務省の「統計でみる都道府県のすがた2018」 によると、新潟県の年間の快晴日数はわずか10日で、全国42位となっています。
移住の際は外に洗濯物を干せない時が多いことを考えて、サンルームがある家を選ぶ方が良さそうですね。
参考:悪い口コミは?【新潟移住失敗談】
もっとリアルな移住失敗談を知りたいという人は、口コミを多く集めた記事を読んでみましょう。 生活面・環境面など、様々な面から見た移住失敗談をまとめています。
▼合わせて読みたい
移住前後のギャップをなくし、移住に備えてしっかりと準備しておきたいですね。
3.新潟県に移住するのに向いている人と向いていない人
新潟の先輩移住者の体験談からは、新潟県の移住に向いている人と向いていない人の共通点が見えてきます。
ここからは新潟移住に向いている人、いない人を紹介します。
自分が新潟移住に向いているのか、いないのかを判断するための参考にして下さいね。
▼移住するのに向いている人・いない人
向いている人は、都会と田舎の良いとこどりをしたい人
向いていない人は、冬季うつになりやすい人。
なぜそう言えるのか? 詳しく見ていきましょう。
3-1.新潟移住に向いている人
新潟移住に向いているのは、都会と田舎の良いとこどりをしたい人です。
新潟県は、都会と田舎の両方の面を持ち合わせていることが特徴です。
特に新潟市などの大きな市では、東京へのアクセスも2時間もかからず、買い物にも不便はありません。
一方で、中心部から少し離れるだけで、田園風景が広がる自然が豊かな環境で過ごせます。
田舎に住みたいが、都会の便利さも諦めたくない人には、新潟県は向いていると言えるでしょう。
都会と田舎の良いところを両方味わいたい人は、新潟への移住の準備を進めてみてはいかがでしょうか?
3-2.新潟移住に向いていない人
新潟移住に向いていない人は、冬季うつになりやすい人です。
新潟県の特徴として日照時間も少なく、特に冬間は晴れの日が続くことはほぼありません。
秋から冬にかけて発生する「冬季うつ」は日照量不足が主な原因と言われており、天気が悪い日が続くと具合が悪くなる、という人は冬季うつになりやすいタイプです。
こういった人は、新潟移住には向いていないので、他の移住先を探した方が良いでしょう。
▼合わせて読みたい
4.新潟県に移住におすすめの地域ベスト3
広い土地を有する新潟県は移住を考える時に、どの地域が自分に合っているか迷ってしまいますよね。
ここからは、いえらぼ編集部が独自に調査した体験談や移住人数の調査による、新潟県の移住におすすめの地域を紹介します。
それぞれの地域毎の特徴も載せていますので、自分に合った移住先を見つけてみて下さい!
▼移住におすすめの地域ベスト3
1位…新潟市
2位…長岡市
3位…燕市
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1位.新潟市
新潟市は新潟県の県庁所在地であり、新潟県で最も人口が多い地域です。
▼新潟市の特徴まとめ
- 都会の便利さと田舎の自然が両立
- 日本酒と温泉が楽しめる
- ウインタースポーツが充実
おすすめ理由
新潟市が選ばれる理由としては、生活の便利さと田舎の自然が両方楽しめることが挙げられます。
県庁所在地である新潟市は、JRや市内の循環バスなどの公共交通機関が整備されており、買い物も便利な暮らしやすい街です。
一方で、じゅんさい池公園などの公園や田んぼも多くあり、海も近いため、夏は海岸で海水浴も楽しめます。
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都会の便利さと田舎の自然を両方楽しみたい人は、新潟市がおすすめです。
日本酒と温泉を楽しむなら新潟市!
新潟市ならでの楽しみとしては、日本酒と温泉があります。
米どころである新潟県では、米を原料とする日本酒造りが盛んに行われており、新潟市にも多くの酒蔵があります。
特に「にいがた酒の陣」は新潟の酒蔵が一挙に集まり、500種類以上のお酒を試飲できる日本酒好きにはたまらないイベントとなっています。
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また、市内には日帰り温泉も多数あり、少し車を走らせれば、県内の有数な温泉地にも気軽に足を伸ばすことができます。
日本酒やお酒が好きな方には、新潟市への移住を検討してみてはいかがでしょうか。
移住者の声
20代・男性・在住歴1年・男性 この冬は他局の同期と集まって月岡温泉に宿泊、翌日はニノックススノーパークでスノーボードをして遊んだこともありました。 すごく充実した週末を過ごすことができました。 ほかにもゴルフに行ったり、草野球をしたりと身体を動かして新潟での生活を楽しんでいます。
新潟市に移住した人からは、アウトドアを楽しんでいるという声が聞かれました。
新潟市自体の降雪量は少なめですが、車で1時間ほど走ればスキー場へ行くことができます。
仕事帰りにもスキーができる環境は魅力的ですね。
また市内にはスケートやカーリンができるアイスアリーナもあり、ウインタースポーツにはもってこいの環境が揃っています。
新潟市のウインタースポーツに魅力を感じた方は、ぜひ移住を検討してみて下さい。
2位.長岡市
長岡市は新潟県内で2番目に大きい、移住に人気の地域です。
▼長岡市の特徴まとめ
- 交通アクセスが良い
- 世界三大花火のひとつが楽しめる
- 日本有数の豪雪地帯
おすすめ理由
長岡市が選ばれる理由としては、交通アクセスの良さが挙げられます。
東京まで新幹線なら約90分、高速道路のジャンクションや新潟空港も近く、県内外へのアクセスも良好です。
東京や他の地域への移動が多い方には、長岡市は移住におすすめの地域と言えるでしょう。
ただ冬場は多い時で1メートル以上雪が積もる豪雪地帯でもあります。
除雪などの対策はされますが、雪への対策が必要なことは考慮しておいて下さい。
長岡市ならではの楽しみ
長岡市の楽しみとしては、「長岡まつり大花火大会」が挙げられます。
日本三大花火のひとつに数えられ、全国から100万人以上の観光客を集める有名な花火大会です。
全長2kmに渡って打ち上げられる「フェニックス」や、音楽に合わせ次々と打ち挙げられる「スターマイン」は迫力満点です。
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伝統と感動が詰まった花火大会を身近に楽しみたい方は、ぜひ長岡市への移住を検討しましょう。
移住者の声
50代・男性・在住歴10年 最初は取っつきにくいところもあるかもしれませんが、打ち解けると面倒見の良い人が多いと思いますよ。
引用:新潟永住計画
長岡市に移住した人の声では、長岡市の人の忍耐強さが、面倒見の良さが特徴として挙げられていました。
特に冬は降雪量が多く、雪かきなどで助け合う必要があることから、面倒身の良い人が多いのが特徴です。
最初は自分のことをあまり話さないシャイな人もいますが、打ち解けた後はとても親身に接してくれます。
人と人との暖かいつながりに魅力を感じた方は、ぜひ長岡市への移住を検討してみて下さい。
3位.燕市
燕市は移住者への支援が充実していることから、移住に人気の地域です。
▼燕市の特徴まとめ
- 移住支援制度が充実
- 四季毎の風景が楽しめる
- ものづくりの町として栄える
おすすめ理由
燕市が移住支援制度が充実していることから、多くの移住者に選ばれている地域です。
燕市は新潟県内でも特に移住の支援に力を入れています。
特に、ツバメビト移住ツアーは、移住支援では珍しい完全オーダーメイド型の移住ツアーです。
日時や行く場所などを、参加者の希望を聞いてアレンジしてくれるので、忙しい方や普通のツアーでは回らないところをみたいという方にはおすすめです。
移住ツアーでは、燕市までの交通費も最大1万円まで補助する制度もあります。
移住したあとの支援も充実しており、安心して住める地域と言えるでしょう。
オンラインで移住相談も受け付けていますので、気になる方は一度相談してみてはいかがでしょうか?
燕市ならではの楽しみ
燕市ならではの楽しみとしては、四季折々の風景にあります。
広大な越後平野に広がる田んぼは、春は水鏡となり、夏は青々と稲が茂り、秋は稲穂が黄金色に輝き、冬は白く雪化粧が広がります。
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1年を通して飽きさせない景色が、燕市の魅力のひとつです。
公園も多く、山や海にも近いのでアウトドアを楽しむにも便利な地域です。
燕市の美しい自然に魅力を感じた方は、移住を検討してみましょう。
移住者の声
30代・男性・在住歴5年 私の父を東京から呼び寄せ、現在一緒に暮らしていますが、父も快適に過ごしていますし、東京にいた時よりも、リアリティのある生活を実感しています。 燕市は金属加工業を中心に、世界的にも有名な企業がたくさんあるし、働き口も十分に確保されているかと思います。 燕市、いいところですよ
燕市に移住した人の声からは、物づくりの街として有名な燕市の顔が見えてきました。
燕市は古くから金属加工の職人が集まって、発展してきた町です。
特に刃物・金物や洋食器の生産が盛んで、ノーベル平和賞の晩餐会に燕市産のカトラリーが採用される程の高い品質を誇ります。
市内では、「燕三条 工場の祭典」が行われており、工場でのものづくりの工程を見学・体験できるイベントとして、注目を集めています。
燕市の職人気質なところに魅力を感じた方は、移住を検討してみてはいかがでしょうか?
5.利用したい移住支援制度
各地方自治体は、移住者に向けての支援制度を整えている所が多いです。
支援金がもらえたり、体験移住プログラムがあったりと内容は様々ですが、移住を考えている人にとっては利用しなきゃ損なものが多くあります。
申請しないと受けられない支援が多いので、とりあえず知っておくことが大切です。
ここから、各おすすめ移住先で利用できる、移住支援制度を紹介します。
5-1.新潟市の移住支援制度
新潟市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼新潟市の移住支援制度まとめ
- 新潟市移住支援金
- 新潟市移住促進特別支援金
この「新潟市移住支援金」と、「新潟市移住促進特別支援金」について、詳しく紹介します。
新潟市移住支援金
対象者:東京23区在住者または通勤者で、新潟市に移住し、対象の企業に就業、または起業支援金の交付を受けた人
新潟市の新潟市移住支援金という移住支援制度です。
上記記載の通り、東京から新潟市に移住した人の中で条件を満たす人が、移住支援金を受け取ることができます。
単身世代なら最大60万円、2人以上の世帯なら最大100万円が受け取れます。
東京から新潟市への移住を考えている人は要チェックです。
新潟市移住促進特別支援金
対象者:東京圏在住者の内
【新潟へ居住する場合】対象の企業に就業、または対象の起業支援を受けていること
【体験居住の場合】在宅勤務の命令を受けて、新潟市内で在宅勤務を行っている人
新潟市には、2020年の7月1日から2021年3月までの期間限定で行っている、新潟市移住促進特別支援金交付事業もあります。
上の新潟市移住支援金に比べると、東京への在住期間が1年以上であれば良いなど、全体的に条件が緩和されており、新潟市移住支援金の対象外だった人も支援金を受けられる可能性があります。
【新潟県へ就業・起業】の場合は最大30万円、【体験居住】の場合は、最大10万円の支援金が受けられます。
特に、在宅勤務で新潟市への移住を考えている人は、試しに暮らしてみるにはおすすめの制度です。
ただし、新潟市移住支援金と二重に受け取ることはできないので、注意して下さい。
5-2.長岡市の移住支援制度
長岡市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼長岡市の移住支援制度まとめ
- 空き家バンク登録促進モデル事業
- まちなか居住区域定住促進事業
- ながおか就職・Uターンサポートデスク
この中でも今回は、「空き家バンク登録促進モデル事業」と「まちなか居住区域定住促進事業」について、詳しく紹介します。
空き家バンク登録促進モデル事業
対象者:長岡市空き家バンク登録物件を契約見込みの利用者
長岡市の空き家バンク登録促進モデル事業という移住支援制度です。
空き家バンクの物件に移住しする人を対象に、仲介手数料など契約に必要な費用や引っ越し費用の一部を補助金として受け取ることでき、最大で10万円の補助金が支給されます。
空き家を利用して長岡市に移住しようと考えている方には、ぜひ利用して欲しい制度です。
まちなか居住区域定住促進事業
対象者:市外から住宅を取得等して移住する人
長岡市にはまちなか居住区域定住促進事業という移住支援制度もあります。
市が定めた「まちなか居住区域」内に住宅を購入して住む場合、この住宅の固定資産税を3年間半分免除するという制度です。
特に、子育て世帯に手厚い制度で、免除の期間が通常3年間のところが5年間に延長されます。
ただし、市内でも対象エリアが限定されていますので、ご注意下さい。
これから子育てをする若い世代や、住宅を購入して移住したいと考えている人は、ぜひチェックして下さい。
5-3.燕市の移住支援制度
燕市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼燕市の移住支援制度まとめ
- 燕市移住家族支援事業
- 燕市新婚世帯移住者及びU・Iターン者住宅支援事業補助金
- ツバメビト移住ツアー
この中でも今回は、「燕市移住家族支援事業」と「燕市新婚世帯移住者及びU・Iターン者住宅支援事業補助金」について、詳しく紹介します。
燕市移住家族支援事業
対象者:市外から燕市に移住し、住宅を取得する人(2名以上の世帯)
支援内容を簡潔にまとめる: 燕市には「燕市移住家族支援事業」という移住支援制度があります。
市外から移住して、新しく住宅を購入する人は最大で100万円の補助金を受け取ることができます。
燕市に新しく家を建てて移住しようと考えている方は、ぜひ利用したい移住制度です。
燕市新婚世帯移住者及びU・Iターン者住宅支援事業補助金
対象者:市外から燕市へ移住してきた夫婦、及び移住して、県内で就業・起業する人
燕市には「燕市新婚世帯移住者及びU・Iターン者住宅支援事業補助金」という移住支援制度もあります。
上記に記載の通り、燕市へ移住してきた夫婦や、移住して県内で就業・起業する人に対して家賃補助を受けることができます。
補助金は月に最大15,000円、最長24ヶ月となり、最大36万円の補助となります。
新築ではなく、賃貸での燕市への移住を考える際はぜひ活用して欲しい制度です。
5-4.新潟県の移住支援制度
新潟県全体で利用できる移住支援制度には、以下のようなものがありました。
▼新潟県の移住支援制度まとめ
- 新潟県移住支援金
- 空き家情報検索システム
- 新潟県お試し居住施設
この中でも今回は、「空き家情報検索システム」と「新潟県お試し居住施設」について、詳しく紹介します。
空き家情報検索システム
対象者:新潟県への移住を考えている人
新潟県の移住支援制度には、空き家情報検索システムがあります。
県内の空き家情報を地域別に検索することができるシステムです。
空き家の情報は普通の不動産屋には出回らないことが多いので、 空き家を利用して移住したいと考えている人は要チェックです。
新潟県お試し居住施設
対象者:新潟県へ移住を検討している人
新潟県には、移住を検討している人むけにお試し居住施設を利用できる移住支援制度があります。
県内の到るところにお試し居住施設が用意されています。
移住の情報を色々集めてみても、実際に住んでみないと分からないことも多いですよね。
移住してから後悔したくないという人は、この移住支援制度を利用して、お試しで住むところから初めてみてはいかがでしょうか?
▼合わせて読みたい
6 .あなたに向いてる「移住地域」はどこ?
自分に向いている「移住地域」がどこなのか気になりませんか?
地方移住サービス「Konforta」のAI移住シミュレーションを利用すると、全国1741個の地域から、あなたに合った「移住地域」がわかります。
6つの画像から、気になる画像を2つ選ぶだけで、「○○県○○町」という形であなたにオススメの移住地域を教えてくれます。
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ちなみに、Komfortaでは「地方での職探し」や「空き家の提供」までサポートしてくれます。
初めての移住で、困りがちなことは全て解決可能です!
また、相談にお金は一切かかりません。
「いきなりの移住は怖くてなかなかできない…」
という人でも、地方での暮らしが身近に感じるきっかけになるはずです。
地方への移住を考えている人はもちろん、地方への移住にあこがれが少しでもある人も、ぜひAI移住シミュレーションと合わせて活用してみてください。
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まとめ
新潟県の移住について、体験談や様々なデータをもとに紹介してきました。
晴れの日が少ないことや、老舗企業が多いことが印象的でしたね。
東京からのアクセスが意外と良いことや、移住支援制度の充実ぶりなど知らない情報も多かったのではないでしょうか?
紹介した移住支援制度は一例ですが、本格的に移住を考えている人はぜひ利用しましょう。
ただ、2020年7月時点での情報なので、最新情報は各種HPから確認してください。
より深く移住について知りたいという人は、下記の記事も参考にしてみてください。