長野移住についてお調べですね。
長野は人気移住地ですが、
「何から調べたらいいか分からない」
「移住者の体験談を知りたい」
「おすすめの地域って結局どこ?」
といった疑問、なかなかググっても解決しないですよね。
ただ、もう大丈夫です。
長野移住に関して知りたい情報を、いえらぼ編集部が1記事に凝縮してまとめました。
この記事を読めば、色々なデータをもとにした長野県の情報や、移住者の体験談が分かります。
おすすめの移住地域や利用したい移住支援制度まで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読んで、移住成功のヒントをつかみ取りましょう。
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1.移住前にまずは確認!長野県についての情報まとめ
長野移住を考えたとしても、何から調べたら良いかなんて分からないものですよね。
いえらぼでは、国や様々な機関が出している都道府県のデータをはじめとした移住の参考になりそうなデータを40項目以上調査しました。
そんな中から、基本情報・特徴的な情報をピックアップして紹介します。
移住先を知るきっかけとして、ぜひ参考にしてください。
1-1.長野県の基本情報
まずは、長野県の基本的な情報について紹介します。
▼長野県の基本情報まとめ
項目 | 数値 | 全国順位 |
---|---|---|
人口 | 2,063,000人 | 16位 |
移住者数 転入者: 転出者: |
5,951人 8,182人 |
18位 |
平均収入 | 306,000円 | 14位 |
家賃相場 | 48,658円 | 25位 |
どのデータを見ても、長野県は平均より少し上であることがわかります。
その中でも、注目したいのは家賃相場です。
ライフルホームズの調べによると、 長野県の1LDK・2K・2DKの相場は、5万円~6万円です。
東京の都市部で同じような物件に住むと、だいたい15万円前後かかります。
それで、長野へ移住すると、家賃が抑えられると言えるでしょう。
1-2.他都道府県と比較した長野県の特徴
次に、長野県の特徴的な情報をお伝えします。
他都道府県と比較した時に、上位・下位に位置していたものをまとめました。
長野県の特徴を捉えるのに便利な情報がそろっているので、手軽に特徴を把握したい人はご覧ください。
▼他都道府県と比較した長野県の特徴まとめ
項目 | 数値 | 全国順位 |
---|---|---|
( 日本人・観光目的)観光入れ込客数県外-宿泊 | 9,154,000人 | 2位 |
(日本人・観光目的)観光入れ込客数県内-宿泊 | 1,735,000人 | 4位 |
森林率 | 79% | 3位 |
降水量 | 923㎜ | 47位 |
地域おこし協力隊 | 168 | 2位 |
幼稚園数(3~5歳人口10万人当たり) | 189 | 45位 |
これらの特徴的なデータを見てみると、長野県の特徴としては、
・県内外からの宿泊客が多く、観光業が盛ん。
・県内の8割近くを森林が占め、降水量は日本で一番少ない。
・幼稚園数が少ないため、年により待機児童がでることもある。
などが挙げられます。
今回、それぞれの特徴の背景をいくつかの根拠(データ)から考察してみました。
詳しく見ていきましょう。
特徴1.県内外からの宿泊客が多く、観光業が盛ん
特徴の1つ目は、県内外から泊りがけで来る観光客が多いということです。
長野県には、7500以上の観光スポットがあります。
「神が降りる地」との異名をもつ上高地、国宝の松本城をはじめ、レジャーもアクティビティもグルメも、存分に楽しめます。
また、ウィンタースポーツや、登山、キャンプなど、豊かな自然を生かした観光も盛んです。
それで、移住者の中には、春から秋にかけてには山小屋、冬にはスキー場など、季節労働で生計を建てる人も少なくありません。
移住後は、都市部では予想もできないような面白い仕事が待っているかもしれませんよ!
特徴2.日本一降水量が少ない
特徴の2つ目は、降水量の少なさです。
長野県の盆地では、雨が少なくなっています。
その理由として、周囲が山脈に囲まれていて、台風や低気圧、前線などの影響を受けにくいという気候の特徴が挙げられます。
森林率が80%を超えることが関係しているといえるのです。
地域ごとにみた平年の年間降水量は以下の通りです。
それで、雨による災害は今まであまりありませんでした。
しかし、最近は、異常気象の影響で、豪雨災害や、土砂崩れに見舞われることも多くなっています。
移住前には、ハザードマップなどを活用しながら、防災への備えをしておきましょう。
2.長野県に住んでいる人のリアルな体験談
ここからは、いえらぼで独自に調査した、長野県に移住した人の生の声を紹介します。
2-1.Aさんの移住体験談
▼Aさんのステータス
・20代
・女性
・東京都大田区から長野県北佐久郡御代田町へ移住
移住のきっかけ
軽井沢が職場なので、軽井沢も考えたのですが、隣町の御代田はより家賃は安い、スーパーも多く、隣の少し大きな佐久市への行き来も便利なので、御代田に移住となりました。
移住して良かった点
いえらぼ編集マン
初めて、車がないと生活ができない、山に囲まれた家の近くには田んぼが直ぐあるような、自然いっぱいの地に住み始めた為、不安でいっぱいでした。
しかし、人はあたたかく、家の目の前に、浅間山があるため、山を見ると悩んでることなどがちっぽけに感じるようになりました。
空気も綺麗で、偏頭痛はなくなりました。
移住して後悔した点
いえらぼ編集マン
見知らぬ土地なので特に恐怖で、慣れるまでに時間がかかりました。
しかし不思議なもので、車がないと生活できないとなると、一生懸命練習して、今はスーパーぐらいまでは乗れるようになりました!
これから移住する人に向けてのアドバイス
いえらぼ編集マン
しかし、住むと慣れるもので、今は田舎生活をエンジョイし、好きな事を仕事にするために、のびのびと時間に追われず好きな勉強したりと有意義な生活となりました。
人も良い方ばかりで、1人ではありません。
人生一度、新しい環境で生活してみることをお勧め致します。
いえらぼ編集マン
Aさんの移住体験談まとめ
・空気がきれいで自然がいっぱい。
・公共交通機関がないので、車必須。
・不安がいっぱいでも、とりあえず一歩踏み出してみよう。
いえらぼ編集マン
Aさんの体験談からは、都会から田舎への移住には大きな壁があるということが分かりました。
特に、長野県の特徴として車がないと生活できないということがあるようです。
理由として、生活に必要な病院やスーパーの数が少ないということが考えられます。
例えば、スーパーマーケットの店舗数を調べてみましょう。
スーパーマーケット統計事務局の調査によると、長野県には324店舗しかありません。
面積が広い分、都市部のように、ちょっとそこまで買い物に、という訳にはいかないのです。
それで、車や運転免許が必要です。
Aさんのように、ペーパードライバーという方は、移住の前に運転に慣れておくのがよさそうですね!
2-2.Bさんの移住体験談
▼Bさんのステータス
・30代
・男性
・神奈川県横浜市から長野県上伊那郡飯島町へ移住
移住のきっかけ
いえらぼ編集マン
Bさん
移住者の方と情報交換するうちに、移住後の生活のイメージがわいた。
特に、自営で農業をされている方のライフスタイルが共感がもてた。
具体的には、仕事の量が自己裁量で決められること、繁忙期と閑散期のメリハリが大きいが、閑散期に多様なことにチャレンジできること。
利用した移住支援制度
いえらぼ編集マン
Bさん
移住して良かった点
いえらぼ編集マン
Bさん
- 健康的な生活を送れるようになった。
自然の中での農作業は非常に気持ちがよく、汗をかいた分、休憩時のお茶や帰宅後のお風呂やビールは最高に美味しい。
体も疲れており、夜もグッスリ眠れます。
- 通勤時間が少なくストレスが減った
- 時間の有効活用
作業場所まで車で5分程度で、通勤ストレスはなくなりました。
通勤時間が減ったので、空いた時間をブログ、勉強、料理等の有効に有効活用しています。
昼食は自宅、その後昼寝 作業場が近いので、昼休憩の時間は家に帰り、昼食をとります。
その後、ソファーで昼寝をしてから再度出勤します。
移住して後悔した点
いえらぼ編集マン
Bさん
- 移住先の標高が800メートル近くあり、冬が寒かったこと。
移住後、石油ストーブや厚手のカーテンを買ったがやはり寒かった。
今後の冬の生活が思いやられます。
- 公共料金が高いこと。
水道料金が世帯人数分の基本料金と使用料で構成されており、都会での料金より高い。
地上波を見るためにも、ローカルケーブルテレビ局との契約が必要だったこと。
これから移住する人に向けてのアドバイス
いえらぼ編集マン
Bさん
いくら希望した移住でも、新しい職場等では、アウェイ感を感じることもあるため、 息詰まった時、家族や同世代の移住者の存在が大きいです。
Bさんの移住体験談まとめ
・ストレスのない「自分らしい暮らし」ができている。
・思ってもないような出費に悩まされた。
・移住前から、人間関係の構築をはじめよう!
いえらぼ編集マン
Bさんは、「地域おこし協力隊」という地域と密接に関わる仕方で、長野へ移住しました。
その体験談からは、移住前から情報を知っておくことが大切だということが分かりました。
生活ではストレスを感じなくても、移住先の人間関係で悩むことはあるようです。
筆者も長野に住んでいたことがあるので、よく分かりますが、田舎はあっという間にうわさが広がります。
さらに、Bさんが言うように、地元で生まれ育っている人も多く、アウェイ感を感じることもあるようです。
移住の際は、移住コーディネーターと親しくなるなど、移住の先輩を探しておくのが大切ですね。
2-3.40代男性Cさんの移住体験談
▼Cさんのステータス
・40代
・男性
・大阪府八尾市恩地から長野県長野市北長池へ移住
移住のきっかけ
いえらぼ編集マン
Cさん
場所の知識は全くありませんでしたが移住する前の年に長野冬季オリンピック大会が開催されたことは鮮明に覚えていたので雪国のイメージが強く豪雪地帯に初めて移住することにワクワクしました。
3月上旬に東京から長野新幹線に乗って向かいました。
トンネルを抜けるとそこは雪国だったと思わずつぶやいたことを今でも覚えています。
移住して良かった点
いえらぼ編集マン
Cさん
みんな俺が俺がって関西人のような感じは全くはなく控えめの人が多いのが印象でしたが親しくなると本当に良い人たちでした。
派遣先の工場の社員さんには心からお世話になりました。
連れて行って頂いた戸隠村の素朴さや歴史ある小布施や当時まだ少なかったスノボーのコースのある木島平には馬曲温泉があり露天風呂に入りながら雪を浴びる事ができます。
冬になると雪は降りますが道路氷結防止が至る所で施されており私はバイクで木島平スキー場へ行っていました。
人と自然が素晴らしいと思います。
移住して後悔した点
いえらぼ編集マン
Cさん
修理の出費も痛かったです。
道路の氷結防止は幹線道路で施されていますが住宅地の道路までは無くバイクで滑って転んで7針縫う怪我をしたのは失敗ですね。
これから移住する人に向けてのアドバイス
いえらぼ編集マン
Cさん
シャイの人が多いのではじめ戸惑うかもしれませんがお互い慣れると本当に親身になって付き合ってくださる方ばかりです。
教育水準も高く安心して子供を学校へ送ることができます。
確かに雪は降る豪雪地帯もありますが慣れます。
氷点下10度は東京のゼロ度より暖かく感じます。
雪の積もった朝のしーん音のする静寂はあって良いものだと思います。ただしお風呂の水抜きはきちんとしましょう。
いえらぼ編集マン
Cさんの移住体験談まとめ
・親しくなるまでに時間はかかるが、とにかく地元の人が素敵。
・水道管の凍結には要注意!
・雪のある生活に、慣れてきて楽しめるようになる。
いえらぼ編集マン
Cさんの体験談からは、雪や寒さにはじめは戸惑ったということが分かりました。
やはり、長野県の移住生活を成功させるために、冬をどう乗り越えるかという課題があるようです。
特に、零下の生活は、慣れていない人にとって厄介です。
例えば、水道管の凍結です。
気温がマイナス4度以下、かつ日が当たらない場所や、強い風が吹きつける場所では、水道管が凍り、水が出なくなることがあります。
すると、水道管が破裂し、長い時間水がでなかったり、修理費がかかったりということになります。
対処法としては、むき出しになっている水道管や蛇口に、毛布や布きれを巻き付け、ビニールテープなどで固定することが必要です。
もし、凍結してしまったら、その部分に、やはり毛布や布切れを巻いて、ゆっくりとお湯を欠けてあげるのがいいようです。
(参照:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/yn3/cnt/f360887/p396402.html)
雪国への移住は憧れもありますが、水道管の凍結には気を付けておくのがよさそうですね!
参考:悪い口コミは?【長野移住失敗談】
もっとリアルな移住失敗談を知りたいという人は、口コミを多く集めた記事を読んでみましょう。
生活面・環境面など、様々な面から見た移住失敗談をまとめています。
▼合わせて読みたい
移住前後のギャップをなくし、移住に備えてしっかりと準備しておきたいですね。
3.長野県に移住するのに向いている人と向いていない人
▼移住するのに向いている人・いない人
向いている人は、自然が大好きで伸び伸び過ごしたい人。
向いていない人は、運転が苦手で、寒さに耐えられない人。
なぜそう言えるのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
3-1.長野移住に向いている人
向いているのは自然が好きで、のびのび過ごしたいという人です。
長野県の特徴として、豊かな自然があります。
特に、森林率の高さは全国有数です。
森で心や体の疲れを癒す「森林セラピー」数も全国第1位です。
さらに、日帰り温泉数全国第1位、スキー場数全国第2位、自然公園の面積は全国第3位と、日本の中でも特に恵まれています。
だから、自然が大好きな人は向いているといえます。
「週末には、いつもアウトドアを楽しんでいる!」
「緑豊かな場所で、ゆっくりと自分らしく暮らしたい!」
こんな人は、本格的に移住の準備を進めてみてはいかがでしょうか?
3-2.長野移住に向いていない人
向いていないのは運転が苦手、そして寒さに耐えられないという人です。
先ほど考えたように、長野県の特徴として車中心の生活があります。
冬には、雪道を走行しなければなりません。
それで、車の運転が苦手だという人には、長野は不向きです。
さらに、長野県の気温は、冬場はとても冷え込みます。
goo天気のしらべによると、長野の過去最低気温は、-15℃でした。
それで、寒いと体調を壊しがちだったり、寒さに耐えきれないという方は、他の都道府県への移住も視野へ入れた方がいいでしょう。
4.長野県に移住におすすめの地域ベスト3
では、長野県で移住におすすめの地域はどこなのでしょうか?
いえらぼ編集部では、移住者数の多さをもとに、ベスト3を選出しました。
各市の特徴や、口コミ、さらに、そこでしか体験できない楽しみも調査したので、気になったら要チェックです!
▼移住におすすめの地域ベスト3
1位…長野市
2位…松本市
3位…上田市
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1位.長野市
長野市は県内で最も移住者数が多く、移住に人気の地域です。
・メリハリがあり、四季を感じられる気候
・東京も、里山も、アクセスがいいこと
・門前町や城下町など、情緒あふれる街並み
おすすめ理由
長野市が選ばれる理由としては、アクセスのよさがあります。
まず、長野から東京へのアクセスは、とてもいいです。
長野から東京まで1時間20分で行ける最速の新幹線「かがやき」は長野駅にしか止まりません。
それで、県外へ移動することが多い人に、長野市は移住におすすめの地域と言えます。
長野市ならではの楽しみ
長野市ならではの楽しみとしては、観光があります。
特に、善光寺は有名です。
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「牛に引かれて善光寺まいり」という有名なフレーズを耳にしたことがあるかもしれません。
善光寺は、それほど、県内外の人から慕われてきたお寺です。
善光寺周辺には、長野名物である鯉焼きや、そばの店も立ち並んでいます。
長野市へ移住したら、ぜひ一度は足を運びたいですね。
移住者の声
”ウインタースポーツをしたいと今から張り切っているので、長らくスポーツから離れていた僕も一緒にやろうかと思っています(笑)。
自宅とオフィスは徒歩10分ほど。子どもたちも土日や放課後、自転車で職場にやって来ます。僕の仕事の中身が子どもにはわかりづらいので、職場に気軽に来られるというのは教育にとっても大きいですね。一緒にいられる時間も増えますし。
長野の人は、引っ込み思案だとか奥手だとかと言われたけど、そんなことはないですね。飛び込めば受け入れてくれる、ふところの深さもありますし(40代・男性・在住歴1年)” 長野にはほとんど知り合いがいなく、長野市は移住するタイミングで初めて訪れた街です。休日はもっと長野を知るためにドライブでいろんな所を周っています。そこで感じたのがやはり自然との距離が近いということ。20~30分車を走らせれば、山や緑あふれる自然に触れることができますし、車を1時間程走らせれば、海にたどり着きます。
また長野市は、普段の生活を送るのに不便がない一方、産地が近いので新鮮な野菜も簡単に手に入れることができます。(30代・男性・在住歴2年)引用:https://nagano-citypromotion.com/iju/voice/
長野市に移住した人の声では、不便なく、豊かな自然と触れ合えることがあります。
長野市には、「天の岩戸神話」を生み出した戸隠高原があります。
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古くから、長野の人に恐れられ、愛されてきたこの場所は、今でも神秘的な雰囲気をまとっています。
先ほど考えたように、長野市は、利便性の高い地域です。
利便性が高く、自然にもアクセスしやすい。
こんな点を魅力に感じた人は、ぜひ長野市への移住を検討しましょう。
2位.松本市
松本市は若い世代の注目が高く、移住に人気の地域です。
・長野県のほぼ中央に位置していて、北アルプスや美ヶ原を望める美しい場所。
・盆地で、夏は気温が高く、カラッとした天気で、冬は雪があまり積もらない。
・おしゃれなカフェや雑貨店が多く立ち並んでいる。
おすすめ理由
松本市が選ばれる理由としては、美しい自然に囲まれた盆地であるという点があります。
上高地、乗鞍岳、美ヶ原高原など、アウトドア初心者でも十分に自然を満喫できるスポットが松本には、たくさんあります。
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松本市には、信州大学のキャンパスがあるのですが、山を愛するゆえに信大を選んだという人も少なくありません。
それほど、山や自然に触れ合える環境が身近にあることが、松本市の魅力です。
それでいて、特急の電車を使えば、松本から新宿まで2時間半で行けるというアクセスの良さも。
ある程度栄えていて、かつ自然豊かな場所へ住みたいという移住者におすすめです。
松本市ならではの楽しみ
松本市ならではの楽しみとしては、古き良き城下町の趣がそのまま残っていることがあります。
国宝に指定されている松本城下には、100年以上前の建物が、現存されています。
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住居として、日々の営みが続いている場所もあれば、雑貨店やカフェとして生まれ変わった建物もあります。
松本城下の南端の外堀を埋め立てて、建てられたなわてどおりがおすすめ!
こんな点を魅力に感じた人は、ぜひ松本市への移住を検討しましょう。
移住者の声
”転勤者の多い松本は、地元の方が県外出身者に慣れておられ、移住者も暮らしやすいです。 冬の寒さは厳しいですが、降雪量は少ないです。年間通して湿気が少なく、夏はカラリとしていて爽やか。(寝苦しい夜というものは存在しません!)”
引用:https://www.rakuen-shinsyu.jp/modules/migrants/page/156
移住を考える際、地方でのびのびと子どもを育てたい、という思いもありました。松本では都会ほど保育園を見つけるのに苦労することもなく、保育園まで車で送り迎えができる点などからも、子育てしやすい環境だと感じています。
現在、子どもが通っている保育園では、地域の方と一緒に野菜の栽培・収穫体験をしたり、地域にお散歩に出かけても地域の方が声をかけてくれるなど、地域全体で子どもを見守っている雰囲気がとても良いと感じています。引用:https://www.rakuen-shinsyu.jp/modules/migrants/page/227
松本市に移住した人の声では、移住者が暮らしやすく、子育てしやすい環境があります。
その一つに、松本市の盆地を特性とした気候があげられます。
雪に慣れていない移住者にとって、心配なのが冬の過ごし方ですよね。
実は、筆者も、一時期松本で過ごしていました。
私がいた年は、暖冬の影響もあり冬に10㎝以上雪が積もることがほぼありませんでした。
ただ、雪が積もらない分、底抜けに寒い思いをしたのを覚えています。
寒い日は、野菜など廊下に置いておくだけで、冷蔵庫いらずでした。
寒さ対策をしっかりしておけば、松本市の冬は快適に越せるでしょう。
3位.上田市
上田市は、県内で3番目に移住者が多く、移住に人気の地域です。
・地形、気候ともに穏やかな地域で、災害が比較的少ない。
・真田氏ゆかりの地で、歴史を感じさせる町並みが現存。
・ほどよく便利な田舎暮らしが楽しめる場所。
おすすめ理由
上田市が選ばれる理由としては、アクセスの良さがあります。
長野市には及びませんが、北陸新幹線や、高速道路などのアクセスは、県内でも有数です。
それでいて、後述しますが、歴史ある自然に溢れた町に住めるということで、近年その注目度が高まってきています。
上田市ならではの楽しみ
上田市は、「信州の鎌倉」との異名を持つほど、神社仏閣の多い地域です。
そして、どこも、雄大な自然にいだかれた立地に位置しています。
「真田丸」でお馴染みの、真田氏ゆかりの地でもあり、歴史好きな方は、飽きることがないでしょう。
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興味を持たれた方は、ぜひ一度、上田に足を運んでみてはいかがでしょうか。
移住者の声
”ご近所つきあいは大変っていうけど、 東京の会社で仕事する人間関係と比べたら楽だと思うんだけど。 上司とか同僚とか気を遣って… 田舎の人間関係って、そのまま受け止めればいいから… 裏を読む必要もないですよ。 もう一つよかったことは、上田は野菜がおいしい。 味がぜんぜん違いますね。”
”大変だったことは、寒さだよ、冬、冬。 夜中に寒さで目が覚めるなんてびっくり。何が大変って寒さ。 でも、耐えられるよ。 これだけ寒い思いして、春を待つ気持ちって格別。”
引用:https://www.rakuen-shinsyu.jp/modules/migrants/page/186
まず、ご近所づきあいに関する口コミです。
田舎の人間関係は面倒そう!と躊躇してしまいますよね。
でも、上田へ移住した方は、裏を読む必要がなく、逆に楽だと述べています。
上辺ではなく、心を開いて対話できれば、上田でも快適に過ごせるでしょう。
そして、野菜の味も格別なのは、田舎暮らしの醍醐味です。
野菜が美味しければ、味付けはそんなにいらず、野菜だけのうまみで十分なんですよね。
こんな点を魅力に感じた人は、ぜひ上田市への移住を検討しましょう。
5.利用したい移住支援制度
各地方自治体は、移住者に向けての支援制度を整えている所が多いです。
支援金がもらえたり、体験移住プログラムがあったりと内容は様々ですが、移住を考えている人にとっては利用しなきゃ損なものが多くあります。
申請しないと受けられない支援が多いので、とりあえず知っておくことが大切です。
ここから、各おすすめ移住先で利用できる、移住支援制度を紹介します。
5-1.長野市の移住支援制度
長野市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼長野市の移住支援制度まとめ
・信州田舎暮らし体験施設 ヤングブルー村
・ながの子育て家庭優待パスポート
・多子世帯応援プレミアムパスポート
・おでかけパスポート
この中でも今回は、ながの子育て家庭優待パスポートと信州田舎暮らし体験施設 ヤングブルー村について簡単に詳しく紹介します。
ながの子育て家庭優待パスポート
対象者:
18歳未満の子ども若しくは妊婦がいる全ての家庭
長野市のながの子育て家庭優待パスポートという移住支援制度です。
上記記載の通り、子育て世帯は、買物の際に割引などのサービスを受けられます。
3人以上のお子さんがいる場合「多子世帯応援プレミアムパスポート」が発行され、さらに支援を受けられます。
上記条件に当てはまる人は要チェックです。
信州田舎暮らし体験施設 ヤングブルー村
対象者:
田舎暮らしに興味がある方
移住を検討している方
長野市の信州田舎暮らし体験施設 ヤングブルー村という移住支援制度です。
上記記載の通り、JR長野駅から約15分ほどの場所にある、田舎暮らしを体験できる施設です。
「田舎暮らし体験プログラム」の中から好きな項目を選び、自分らしく田舎暮らし体験ができます。
里山に住んでみたいという方にもおすすめです。
ただ、日程が決まっていて、いつでも行けるというわけではないのでご注意ください。
これから移住を考えている人は要チェックです。
5-2.松本市の移住支援制度
松本市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼松本市の移住支援制度まとめ
・三世代家族支援事業
・松本新規就農者育成対策事業
・創業支援
この中でも今回は、世代家族支援事業と松本新規就農者育成対策事業について簡単に詳しく紹介します。
三世代家族支援事業
対象者:
1.親及び子が、補助金交付申請時に市内に居住していること
2.同居等の開始日から3年以上同居等が継続する見込みであること
3.三世代同居等に係る住宅が次に掲げる要件を満たしていること
(1)同居は親、子及び孫が居住し、近居は、親又は子世帯が居住すること
(2)建築基準法及びその他の法令に基づき適正に建築された住宅であること
松本市の三世代家族支援事業「暮らしつながる住まいる(smile)応援」という移住支援制度です。
上記記載の通り、新たに三世代同居または近居を始める家族に、住宅取得や住宅リフォーム、引越しの費用補助などの支援を受けることができます。
特に、Uターン移住しようと考えている人は、この支援事業を調べてみてください。
松本新規就農者育成対策事業
対象者:
松本市で新規就農したい人
松本市の松本新規就農者育成対策事業という移住支援制度です。
上記記載の通り、最長3年間、研修用農地の無償利用や、農業機械の貸出などの支援を受けることができます。
生活費の補助金もあり、さらに作物の売り上げは別に自分の収入になるということで、金銭面でも手厚いサポートがなされているといえます。
特に、農業に関心を寄せている方には要チェックです。
5-3.上田市の移住支援制度
上田市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼上田市の移住支援制度まとめ
・信州うえだ空き家バンク
・移住相談会
・UIJターンと地域若者等定住就職支援事業
この中でも今回は、UIJターンと地域若者等定住就職支援事業と信州うえだ空き家バンクについて簡単に詳しく紹介します。
UIJターンと地域若者等定住就職支援事業
対象者:
県外から上田市へ移住を希望する人
上田市のUIJターンと地域若者等定住就職支援事業という移住支援制度です。
地元企業の求人情報を提供や、職場体験研修の機会を提供するなど仕事探しの支援を受けることができます。
特に、上田市で働きたいという方には、一度試してみる価値のある制度です。
信州うえだ空き家バンク
対象者:
上田で家を買いたい人
信州うえだ空き家バンクという移住支援制度です。
上記記載の通り、上田市で空き家を紹介するという支援を受けることができます。
ホームページでは「古民家」「500万円以下」「農地付き」など、詳細条件から検索できます。
さらに、AIを用いたおすすめ物件なども紹介しているので、これから移住を考えている人は要チェックです。
5-4.長野県の移住支援制度(あれば)
長野県全体で利用できる移住支援制度には、以下のようなものがありました。
▼長野県の移住支援制度
・移住支援金
制度名
対象者:
東京圏(埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)、愛知県又は大阪府から県内に移住し、県が開設・運営するマッチングサイトに掲載する求人に応募して採用された人
長野県の移住支援金という移住支援制度です。
上記記載の通り、移住支援金(最大100万円)を受けとることができます。
長野で働こうと思っている都市圏の方は、ぜひ一度ホームページをご確認ください。
▼合わせて読みたい
6 .あなたに向いてる「移住地域」はどこ?
自分に向いている「移住地域」がどこなのか気になりませんか?
地方移住サービス「Konforta」のAI移住シミュレーションを利用すると、全国1741個の地域から、あなたに合った「移住地域」がわかります。
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ちなみに、Komfortaでは「地方での職探し」や「空き家の提供」までサポートしてくれます。
初めての移住で、困りがちなことは全て解決可能です!
また、相談にお金は一切かかりません。
「いきなりの移住は怖くてなかなかできない…」
という人でも、地方での暮らしが身近に感じるきっかけになるはずです。
地方への移住を考えている人はもちろん、地方への移住にあこがれが少しでもある人も、ぜひAI移住シミュレーションと合わせて活用してみてください。
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まとめ
長野県の移住について、体験談や様々なデータをもとに紹介してきました。
豊かな自然や田舎暮らしの支援といった特徴が印象的でしたね。
紹介した移住支援制度は一例ですが、本格的に移住を考えている人はぜひ利用しましょう。
ただ、2020年7月時点での情報なので、最新情報は各種HPから確認してください。
より深く移住について知りたいという人は、下記の記事も参考にしてみてください。
いえらぼ編集マン