みなとみらいや中華街があり、洗練された都会というイメージが定着している神奈川県。
この記事を読まれている方はふと都会での生活に疑問を感じ、神奈川移住のリアルを知りたいのではないでしょうか？
という失敗談が多いことも事実です。
移住前のイメージと移住後のリアルな実情にギャップが生まれてしまうことが、あとあと後悔を感じてしまう原因になります。
そこで今回いえらぼでは、移住者・在住者からの住みづらさを感じたという口コミを独自に調査しました！
この記事を読めば、リアルな失敗談から移住の際の注意点・移住をうまくいかせるポイント・おすすめの移住先をしっかりと理解できます。
神奈川県に移住して良かった！と思えるように、まずは失敗ケースから学んでいきましょう。
１．【実録】神奈川移住で後悔…失敗体験談を紹介
まずは、神奈川に移住した方々のリアルな失敗談から紹介していきます。
利便性や通勤時間、人間関係で気をつけるべきポイントなど、実際に神奈川県に移住した人たちの口コミからわかりやすく紹介します。
１－１．神奈川移住の失敗体験談【生活面】
まずは、生活面で困ったという失敗談から確認していきましょう。
田舎での生活には車が必要
田舎のほうに行くと交通の便の悪さがストレスになることもあるようです。
20代女性・20年
40代男性・10年
神奈川県のなかでも、田舎に移住する際には公共交通機関の利便性にも注意が必要です。
JR線や京急電鉄、横浜市営地下鉄などが神奈川で主に利用されている公共交通機関ですが、3つ以上の路線を使えるのは横浜から大船までの区間です。
静岡県に近づくほど利用できる路線が減り、口コミにあるように1時間に数本という運用になることが多くなります。
車がないと移動に困るというわけではありませんが、東京などの都会に比べると電車を待つ時間が長くなり、ストレスに感じてしまう点には注意が必要です。
１－２．神奈川県移住の失敗体験談【仕事面】
ここからは、仕事面における神奈川移住の失敗体験談を紹介していきます。
通勤時間が長くなりがち
通勤時間が長くなってしまいがちという事実があることも、事前に把握しておきましょう。
上瀬谷テーマパークより副都心を作ろう！
皆さんの通勤時間は何分ですか？
神奈川県は通勤時間と有効求人倍率はワースト１位（昨年10月）です。
特に旧相模国地域は、酷いです。
また、仕事が少なく税収も少ないのです！テーマパークより必要なものがあるとは思いませんか？#上瀬谷通信施設 pic.twitter.com/TQFRe97DuZ
— 神奈川隠蔽いじめ(上瀬谷テーマパーク→ドリームランドの二の舞） (@kanagawamurder) July 20, 2020
神奈川県に移住する際には、通勤時間が長くなってしまいがちという点にも注意が必要です。
総務省発表の「社会生活基本調査からわかる47都道府県ランキング」によると、神奈川県民の平均通勤時間は1時間40分と全国で1番長く、多くの方が通勤に多くの時間をかけていることがわかります。
また、有効求人倍率ランキング ファンジョブによると、神奈川県内の有効求人倍率は全国で42番目の0.95であり、県内での仕事探しに苦労する方も少なくありません。
神奈川へ移住する際には、多くの方が通勤に時間をかけているという事実も事前に把握しておきましょう。
通勤にかける時間を短縮したいという方は、できるだけ東京都側に住むといった対策を講じておくことをおすすめします。
１－３．神奈川移住の失敗体験談【環境面】
ここからは、環境面における神奈川移住の失敗体験談を紹介していきます。
治安が悪いエリアがある
一部の治安の悪いエリアにストレスを感じてしまうこともあるようです。
30代女性・2015年〜2020年
30代男性・2011年〜2013年
神奈川に移住する際には、治安の悪いエリアにも注意が必要です。
スマイティの調査では横浜市西区、中区、川崎市川崎区の3つのエリアに注意が必要であり、移住の際には避けたほうが無難と言えそうです。
口コミにあるように風俗店が多く、駅周辺は怖くて歩けない地域もあるため移住前にしっかりとリサーチしておくことをおすすめします。
田舎らしいゆったりとしたエリアに住みたいという方は、駅周辺の夜の雰囲気も確認しておくとよいでしょう。
１－４．神奈川移住の失敗体験談【人間関係面】
ここからは神奈川への移住で体験した、人間関係における失敗談を紹介していきます。
都心部ではプライドの高さに注意
神奈川県民のプライドの高さにストレスを感じてしまうこともあるようです。
神奈川人多いし車多すぎて道進まんしどこいっても人混みで県民性も合わんしまじで引っ越したい。神奈川ほんと好きになれんわ
— バイク猫 (@bike_cat) July 16, 2020
口コミからもわかるように、神奈川県民のプライドの高さにも注意が必要です。
プレジデント社の47都道府県別県民性大図鑑では、神奈川の人には
「ダサいことは罪」。国際都市・横浜由来の「浜っ子」気質
があると紹介されています。
かっこ悪いことが嫌いで、見限るとあらゆる攻撃を仕掛ける
自己評価が異常に高く、実力を把握していない
幕末期に日本の玄関としての役割を果たしていたことから、欧米的でかっこよさを重視するDNAが残っているようです。
また、多摩川を隔ててぎりぎり東京都民でないため、東京に対する反発心も強いという側面もあります。
神奈川に移住する際には、プライドの高い人が多いことをしっかりと把握しておきましょう。
欧米的でかっこよさを重視するDNAが残っており、神奈川県民ならではのプライドをもっているため、まずは相手の自尊心を傷つけないことを大切することを意識するとよいでしょう。
１－５．移住の失敗体験談【子育て面】
最後に子育て面における、神奈川県の失敗談を紹介していきます。
保育園や小学校が不足してきている
保育園や小学校の不足してきている点も、事前に把握しておきたい注意点です。
50代女性・13年
Gaccomに掲載されている情報によれば、2019年4月段階で待機児童数が全国で7番目に多い750人にのぼることがわかっており、子どもを預けられない可能性が高まっています。
口コミにもあるようにタワーマンションが増加し、子育て世帯が増加していることが大きな要因と考えられます。
神奈川県のゆったりとした雰囲気のなかで子育てをしたいという方は、待機児童数の多い横浜市を除いたエリアで住まい探しを進めるとよいでしょう。
２．神奈川県移住するならココ！おすすめの地域は横須賀市
神奈川に移住した際のリアルな体験談を確認できたところで、ここからは移住におすすめのエリアを紹介していきます。
今回は神奈川のなかでも田舎らしさを楽しめるエリアとして、横須賀市をおすすめしていきます。
２－１．おすすめ理由
神奈川への移住の際に横須賀市をおすすめする最大の理由は、車がなくても神奈川らしい田舎暮らしを楽しめるためです。
田舎すぎると車が必要になるという口コミも少なくありませんが、横須賀市であれば車がなくても生活できる利便性があります。
駅の近くにはスーパーなどの施設もあり、車の運転に不慣れな方でも安心して生活することができます。
また、時間がかかることは事実ですが、東京まで1時間で向かうことができるため通勤も可能です。
このような最低限の利便性と、田舎らしい自然を満喫できるため横須賀への移住をおすめします。
２－２．移住者の声
実際に横須賀市に住んでいる方は、以下のように感じているようです。
猿島が目の前にあり、東京湾が一望できる。最近せこくなったけど、直ぐそばで打ちあがるので、横須賀の花火大会は迫力満点。50代男性
横須賀の中では最高の立地。さいか屋、モアーズ、ダイエーは徒歩圏内。自転車を使えば、平成町の大型店にもラクラク行けます。買い物には困りません。40代女性
特に、
- 猿島や東京湾などの自然に触れやすい
- 自転車があれば大型店での買い物もできる
といった点に満足している方が多いようです。
横須賀市に住んでいる方の口コミからも、豊かな自然と生活に苦労しない利便性が備わっていることがわかります。
２－３．横須賀ならではの楽しみ
横須賀市ならではの楽しみは、神奈川らしい自然を思う存分満喫できることです。
一面の海を楽しむことができ、猿島やうみかぜ公園などの全国的にも有名なスポットも徒歩で向かうことができます。
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また大仏で有名な鎌倉へも電車で40分、車で30分という立地です。
海沿いの豊かな自然を思う存分楽しめる点が、横須賀市ならではのメリットです。
3．利用したい移住支援制度
最後に神奈川県に移住する際に利用したい移住支援制度を紹介します。
移住には大きなコストが必要になりますが、上手に活用することで経済的なゆとりを大きくすることができます。
３－１．横須賀市の移住支援制度
まずは横須賀市内に移住する際に利用したい移住支援制度を紹介します。
子育てファミリー等応援住宅バンク補助金
横須賀市では中古住宅の流通と子育て世代の定住を促進するために、次の条件を満たす方々に子育てファミリー等応援住宅バンク補助金を支給しています。
- 「子育てファミリー等応援住宅バンク」に掲載された戸建て中古住宅を購入する
- 中学校3年生までの子ども（妊娠中を含む）がいるか、夫婦ともに50歳未満の世帯である
- 実績報告までに当該住宅への住民登録を完了する
- 令和3年3月31日までに補助対象行為（リフォーム、解体・新築工事、家具・家電の購入及び設置）を完了する
- 過去に本制度による補助金の交付を受けていない
その他にも提出期限などの条件がありますが、移住してすぐに着手すれば最大50万円の補助金を受けることができます。
３－２．神奈川県の移住支援制度
神奈川への移住する際に利用できる支援制度も確認しておきましょう。
空き家バンク
神奈川県内の多くの市町村で行われている支援の1つが空き家バンクです。
市町村によって多少の違いがありますが、空き家を所有する方が空き家バンクに登録、、空き家を購入したい方や借りたい方に情報を提供するという施策です。
移住の際にじっくりと住まい探しをする時間がない方も、空き家バンクを利用することで、理想的な住まいを効率よく探し出すことができるでしょう。
まとめ
神奈川県へ移住をイメージする際には、まずは実際に住んでいる方々の失敗談を確認することから始めていきましょう。
洗練された街というイメージのある神奈川県ですが、エリアによっては利便性の悪さにストレスを感じてしまうこともあります。
また、治安の悪さがあることや、待機児童数が全国的に多いという点に移住後に気づいたという方もいます。
今回おすすめした横須賀市のようなエリアであれば、口コミの多かった後悔しやすいポイントを解消しつつ、移住支援制度を使えばお得に移住することもできます。
神奈川県での生活が気になった方は、横須賀市エリアで移住をイメージしてみることで、移住計画を具体化しつつ失敗のリスクを軽減できるでしょう。
移住希望者