都会から田舎に移住するときに気になるのは、ショッピングとアクセス問題ですよね。
移住してから
なんて移住後に後悔してしまうのは避けたいですよね。
ですが、そんな心配がなく住めるのが神奈川県!
今回は、神奈川県に住んでいる人の口コミや体験談をもとに、神奈川県の住みやすさ・魅力・居樹の際の注意点などを解説していきます。
この記事を読んで、程よく田舎でショッピングもできる、魅力がたくさんある神奈川県への移住第一歩を踏み出しましょう!
1.移住前に確認!神奈川県の情報は?
神奈川県は、関東圏内では、2位の人口です。
1-1.神奈川県の基本情報
この表では、神奈川県の人口や家賃相場などのデータを載せています。
項目 | 数値 | 順位 |
---|---|---|
人口 | 9,177,000人 | 2位 |
家賃相場 | 63,117円 | 2位 |
移住者数 | 転入者数:51,417人 転出者数:35,534人 |
2位 |
平均収入 | 329,400円 | 4位 |
このデータを見ると
移住希望者
と思いませんでしたか?
神奈川県でも田舎暮らしはできます。
確かに、横浜市や川崎市のようなショッピングセンターが集まる地域もあります。
しかし一方で、湘南地域や三浦半島などでは休日にサーフィンをしたり、美味しい海産物を食べれるなど、田舎の暮らしも楽しむことができるのです。
神奈川県の平均家賃は少し高めですが、地域と部屋の広さを選べばもう少し安く住むこともできます。
家賃は安く済ませたいなあと思う方には、JR横浜線沿いがおすすめ。
ワンルーム、1Kなら5万円以内で借りることができます。
神奈川県に観光に訪れる人がこんなにいるのは、憧れをもって来ているということかもしれません。
1-2.他都道府県と比較した神奈川県の特徴
項目 |
数値 |
順位 |
日本人観光目的観光客数 |
3,163,000人 |
1位 |
日本人ビジネス目的観光客数 |
2,640,000人 |
1位 |
地域おこし協力隊 |
2つ |
47位 |
犯罪認知件数 |
53,628県 |
5位 |
鎌倉や湘南は観光客が多く、県内の人気スポットです。
なぜなら鎌倉や湘南は、お寺・神社巡りや夏はサーフィンに湘南に行く人が多いからです。
住みながら観光やレジャーで楽しみたい方は、鎌倉、湘南をおすすめします。
もちろん、ショッピングするのに充実している横浜市や川崎市も住み心地がいいですよ。
田舎暮らしに憧れを持っているけど、なかなか踏み出せない方もいると思います。
そんな方は、まずハードルが低めの神奈川県からチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
治安がそこまでいいわけではない点には注意が必要です。
犯罪認知件数は全国で5位の多さです。
観光客が多い分、仕方ないとは言えますが、気を付けておきたい部分ですね。
2.神奈川県に住んでいる人の良い口コミ
神奈川県民のリアルな口コミについて、紹介していきます。
これを参考に移住を考えてみてくださいね。
2-1.人間関係に悩まされない
50代・女性
他県だとよそ者扱いされて冷たい対応を取られる地域もあるそうです。
ですが、神奈川は全国から人が集まるのでそういったことがありません。
安心して住むことができます。
地域住民とのつながりは、生活するうえで大事なことですよね。
ちょっとした近所づきあいで、お土産を貰ったりしたら気持ちがほっこりしますよ。
2-2.都会特有の忙しなさがないけれど、アクセスがいい
40代・女性
例を挙げるなら、東京都はビジネス街で、人が多く満員電車が当たり前。
ビジネスマンばかりで忙しく感じる地域ですよね。
それに比べて神奈川県は、電車の路線も多い適度な都会感で自然もたくさんあります。
そんな神奈川県なら仕事とプライベートのオンオフもできますし、休日には県内だけでもいろんな場所に遊びに行くことができますよ。
2-3.気軽にレジャーが楽しめて、海産物も新鮮
30代・女性
町散策では、鎌倉を歩くのもお勧めですし、ショッピングでは藤沢駅や横浜駅、川崎駅など他にも大手ショッピングモールもあります。
子どもから老後までとても住みやすい環境だと思います。
県内で観光もショッピングもできるのは、神奈川県の特徴の一つです。
電車の乗り継ぎが必要な場所もありますが、遠すぎない距離で観光も可能です。
通常、旅行だと一泊二日は日程を確保しないといけませんが、気軽に日帰り旅行ができるのが神奈川県の良さなのです。
大型商業施設も県内に複数あるので、買い物には困りません。
神奈川県は、田舎も都会も楽しめる場所ということがわかりました。
詳しく見ていきましょう。
2-4.交通アクセスが良い
神奈川県の最大のメリットといっても過言ではないのが、県外へのアクセスの良さです。
都心への電車のアクセスが良い
30代・男性
30代・女性
神奈川県は、JRや東急線など、都心へつながる路線も通っていることがメリットです。
通勤の際に重視したいポイントですよね。
田舎暮らしだと通勤時間がネックになりますが、神奈川県なら都心に出やすいです。
主要駅へのアクセスも良いため、田舎に住みたいビジネスマンにはぴったりといえます。
車があれば気軽に県外へ足を運べる
30代・男性
30代・女性
40代・男性
車があれば、高速道路を使って県外への旅行もすぐに行くことができます。
筆者も神奈川在住ですがが、思い付きで休日に足柄や御殿場のアウトレットに行くこともありますよ。
休日は県外に出て気軽に日帰り旅行ができるのもいいポイントですね。
県外への旅行となると、長期休暇や有給休暇を使わないとなかなか行けません。
少し車を走らせばいろいろなところに遊びに行けるのが、神奈川県の良さといえます。
2-5.休日が足りないくらい、遊べるスポットが多い
30代・女性
神奈川県には、飽きないくらいさまざまな観光地があります。
例えば鎌倉だけでも、いろいろな寺・神社、大仏など一日では回り切れません。
お出かけ好きの方なら特におすすめなのが神奈川県です。
県内にいても、リラックスしに湘南の海に行くのも山に行くのも簡単にできます。
日頃の仕事疲れを癒すのに、ちょっと自然を堪能してこようというのもすぐに行けてしまうのが良いですね。
3.神奈川県に住んでる人の悪い口コミ
移住を決める際は、メリットだけではなくデメリットも見てから決めないと、移住後に後悔してしまいます。
ここでは、口コミをもとに神奈川県のデメリットを3つご紹介します。
3-1.治安が悪い
30代・男性
風俗店が駅前に多くある地域もあります。
横浜市の関内駅付近は、そういったお店が多いです。
移住する前に、自分が住みたいところは治安がいいかどうか確認しておきましょう。
3-2.地域によっては、交通アクセスが不便なところもある
20代・女性
また、どこもそうだと思いますが山の近くに行くとコンビニが少なくスーパーも21時で閉まってしまうところもあります。
都心まですぐ出れる路線もあると紹介しましたが、地域によってはアクセスが不便なところも正直存在しています。
車がないと買い物や遊びに行くのが不便です。
また、お店は早いうちでないと行けないところもあるので、買い物は休日に買いだめておくかできるだけ早い時間に行っておくのがいいですね。
3-3.地価が高い
20代・女性
横浜市はアクセスが便利な分、地価が高いのです。
▼神奈川県と新潟県の地価比較
項目 | 数値 | 順位 |
神奈川県 | 63,117円 | 2位 |
新潟県 | 47,601円 | 32位 |
アクセスを取るか地価を取るか、よく考えてから移住先を決めましょう。
3-4.県内の学校に通う子どもへの助成金しかない
50代・女性
また、交通の便が良いため都内の私立高校に通うご家庭も多い反面、助成金が「私立の学校に通う」という縛りが有る事も残念な一面です。
神奈川県の高校の助成金には、
- 高等学校等就学支援金
- 神奈川県私立高等学校等生徒学費補助金
- 神奈川県私立学校生徒学費緊急支援補助金
- 神奈川県高校生等奨学給付金(私立高等学校等)
があります。
助成金を受け取るための条件として、下記のようなものがあります。
- 生活保護(生業扶助)を受けている世帯
- 保護者全員の令和2年度の道府県民税・市町村民税所得割額が非課税である世帯
- 家計急変による経済的理由により、保護者全員の家計急変後1年間の収入見込みにおいて都道府県民税・市町村民税の所得割額が非課税相当と認められる世帯
引用:私立学校学費支援制度のご紹介 – 神奈川県ホームページ
私立高校のみという助成金の制限があるのは不便なところです。
子供を通わせるなら、助成金がある私立高校にするか、助成金は期待せずに県立高校にするかはある程度計画を立てておいた方がいいでしょう。
4.神奈川県に移住した体験談
神奈川に移住をした人の実際の体験談を紹介します。
さがみエリア
以前は家を両親2人とも空けるのはなかなか難しくて、子どもに何かあった時は必ずどちらかが仕事を早退していましたが、今はご近所さんが手伝ってくださるので、すごく助かってますね。
湘南エリア
街自体にとてもスローライフを感じています。スローライフを感じられる環境にいるだけで、なにか幸せになれるというか、なんてことはないゆとりの時間が、とても大切だと感じました。
あしがらエリア
都心への通勤時間は約1時間45分。
ゆっくり仕事をしながら通えるので、通う環境は全く不満ないですね。ワークライフバランスが良くなりました。
引用:移住者の声(ちょこっと田舎でオシャレな神奈川で暮らそう)
三浦半島エリア、さがみエリア、湘南エリア、あしがらエリアの移住体験談でしたが、どの方も自分が心地いいと思う場所に住めたそう。
プライベートではまったりと過ごせる、仕事に行くときは遠すぎない。 オンオフの切り替えがしやすいのが、神奈川県の良いところです。
5.神奈川県に移住する3つメリットは?
神奈川県に住むと、
- 田舎と都会、どちらも楽しめる。
- アクセスが便利。
- 自然を堪能したり、遊びに行くのに遠くない。
というメリットがあります。
1つずつご紹介します。
魅力1.田舎と都会の欲張りセット!
横浜市・川崎市ではショッピングができて、湘南・鎌倉エリアには観光地がたくさんあります。
県内でどちらも楽しめるのは、珍しいですよね。
今週は日帰り旅行、来週はショッピングなどいろいろな計画が立てられそうです。
魅力2.都内へのアクセスも便利
神奈川県内にはたくさんの路線が通っています。
なので、都内へのアクセスに困りません。
- JR
- 東急線
- 横浜市営地下鉄
- 京王線京浜急行線
- 小田急線
- 相鉄線
- 横浜高速鉄道(みなとみらい線)
- 江ノ島電鉄
- 箱根登山鉄道
- 湘南モノレール
- 東海道新幹線
都内への移動もあっという間なので、移動が多いビジネスマンにはもってこいです。
通勤のために始発に乗らないといけないなんてこともないので、ゆったりと通勤できます。
魅力3.遠くない距離で自然を楽しめて、遊びにも行ける。
森林率は39%、なんと関東で3位の森林率を誇ります。
都会もある地域なのに、意外な結果ではないでしょうか?
そんな神奈川県には、たくさんレジャースポットがあります。
鎌倉で寺・神社巡りや新江ノ島水族館で魚を鑑賞。
中華街では美味しいお店がたくさんあるので、食べ歩きにぴったりです。
自然の中で生活し、週末は県内でレジャーを楽しむとった生活が実現できます。
6.神奈川県に移住する前に知っておいた方がいい注意点
移住の前にデメリットもしっかりチェックしておきましょう。
交通の便が良くない場所もある 小学校がやや不足気味 地域によっては治安が悪い 1つずつご紹介していきます。
注意点1.交通の便が良くない場所もある
ビジネスマンにとっては重要なアクセス問題ですが、地域によっては不便な場所もあります。
移住する前に、住みたい場所と職場の距離を事前に把握しておきましょう。
距離的に遠すぎる場所や交通機関のアクセスが悪い場所に住んでしまって、移住した後に後悔したくはないですよね。
神奈川県内の公共交通機関は、路線によって1時間に来る電車の本数が違います。
引っ越しを決める前に移住先から職場までのアクセスを調べておくことで、大失敗は防げます。
事前の下調べは必ず行いましょう。
注意点2.小学校がやや不足している
神奈川県の待機児童は1,596人というデータがあります。
ここからわかる点は、小学校が不足しているということです。
100kmあたりの学校数は、東京都の93箇所に対して神奈川県は60箇所しかありません。
面積的には神奈川県の方が大きいのですが、小学校数は圧倒的に少ないです。
特に田舎地域は小学校の数が少ないので、移住予定の地域の小学校の情報も事前に仕入れておいた方がいいでしょう。
各学校へ入学するのにどのくらいの人数を受け入れられるのか、事前に確認を取ることをおすすめします。
注意点3.場所によっては治安が悪い
場所によっては、治安が悪いところもあります。
特に、工業地帯の川崎市や風俗店が多い関内などは、治安が悪い地域です。
小さな子供がいる家庭では特に、移住先の治安も確認しておくことが必要です。
その他の地域も不動産屋さんが詳しいので、物件探しの時には必ず聞いてみましょう。
7.神奈川県に移住するのに向いている人と向いていない人
移住前に自分は神奈川県民になるのに向いてるのかどうか気になりますよね。
そんな方のために、こちらを参考にしてもらえればと思います。
神奈川県移住に向いてる人
- 通勤に困らない場所に住みたい
- アウトドア志向
- 落ち着いた生活ができる
落ち着いた生活もしたいし、出かけるのも好きな方におすすめです。
神奈川県民の口コミでは、お出かけスポットがたくさんあるという声が多かったです。
いろんなところに出かけてみたいと思う好奇心旺盛なタイプにおすすめしたいです。
そして、さまざまな路線が通っているので都心に通勤している方にもおすすめです。
神奈川県移住に向いてない人
- 人付き合いが苦手な人。
- 都会と自然の環境の変化についていけない人。
特に田舎は、人付き合いが多い地域になっています。
人が煩わしいと思ってしまう方にはあまりおすすめできません。
職場は都心・居住地は田舎の生活になってしまうと、環境の変化が起きてしまいます。
人によっては、環境の変化で体調やメンタルを崩してしまうこともあるのです。
環境の変化で具合が悪くなりがちな人は、すぐに移住するのをあまりおすすめしません。
まずは旅行で何度か訪れてから、神奈川県に適応していけるか確認をしてみるのがいいですよ。
そのステップを踏んでから、本格的な移住を考えてみましょう。
8.神奈川県へ移住するならこの地域がおすすめ!
神奈川に移住するならここがおすすめベスト3を紹介していきます!
1位.横浜市
都内へのアクセスが便利です。
例えば、横浜から渋谷駅への移動なら、東横線で特急なら30分もかからずに行くことができます。
さらに、みなとみらいなら、MARK IS みなとみらいや、クイーンズスクエア横浜、横浜ワールドポーターズなどがあります。
大型商業施設なので、買い物に困ることはありません。
みなとみらいは、コスモワールドや赤レンガなどの観光地もあるので、観光も楽しめますよ。
2位.藤沢市(湘南地域)
藤沢市は海沿いにある地域です。
海好きやサーフィンが趣味な方はおすすめです。
また、藤沢駅から東京駅までは東海道線で一本でいくことができます。
通勤も楽々ながら、休日には海でレジャーも楽しめるので、仕事とプライベートのオンオフを切り替えやすいことが良いですね。
3位.相模原市
リニアモーターカーが建設予定の相模原市の橋本駅。
神奈川から名古屋までが、なんと約60分で移動できるという発表が山梨県立リニア見学センターの公式サイトにありました!
リニアモーターカーが開通したら県外への移動も楽にできるので、神奈川移住を考える際には要チェックの話題です。
9.神奈川県にはどんな移住支援制度がある?
移住制度を使うと、スムーズに移住を進めることができます。
神奈川県にはどのような移住制度があるのでしょうか?
2つ紹介します。
お試し移住ができるトライアルステイ
この制度では、短期間空き家などで三浦市の暮らしが体験できる制度です。
実際に三浦市に住んでみて、どんな町なのか、どんな食べ物が食べれるのか、観光したときには気づかなかったことを体験できます。
お試しをせずにいきなり移住を決意して、実際に住んでみて
移住希望者
なんてなりたくないですよね。
移住を決意する前にお試しができるトライアルステイ事業をぜひ使ってみてください。
地域ぐるみで育てる横浜子育てサポートシステム
横浜子育てサポートシステム/横浜市
子どもを預けたい方、預かれる方を繋いで、子育てをしやすくする制度のことです。
旦那さんの仕事が忙しく、ワンオペ育児をしているお母さんもいる中でこういった地域ぐるみでできる子育てがあると安心ですね。
もうひとつ安心なのが、預ける側、預かる側共に入会説明会に参加が必須で預けられる側はしっかり研修もあるから安心して預けることができる点です。
お互い助け合いの精神で住むことができると、孤独感も軽減できますね。
横浜子育てサポートシステムの流れはこちら。
- 援助の依頼
- 活動の依頼・調整
- 提供会員の紹介
- 会員間の調整・事前打合わせ
- 活動開始
- 活動終了
- 援助活動報告書の提出
活動終了後、利用会員(預ける側)には援助活動報告書を、提供会員(預かる側)には報酬を渡すことになっているので、今日はどんなことを子どもとしたのかをお母さんも知ることができますね。
まとめ
- 県内で旅行やショッピングなどのお出かけができる。
- 日帰り旅行にも最適。
- 神奈川県は12路線が通っている。
- 路線によっては、都心まで1本で行くことができる地域もある。
- 治安が悪い地域もあるので、住む前に確認しておくこと。
- トライアルステイ(お試し居住)事業などの移住支援制度、横浜子育てサポートシステムなどの子育て支援制度がある。
田舎も都会も楽しめる神奈川県について紹介してみました。
休日に日頃の疲れをお出かけや趣味で癒せるのは、神奈川県のとても良い点です。
アクセスは地域によって異なりますが、12路線もあると通勤がとても便利になりますよね。
トライアルステイもあるので、気軽に神奈川県を試してみるのもいいですよ。
移住希望者