兵庫移住でおすすめの地域はどこ？先輩移住者に聞いた体験談から紹介！

北は日本海、南は瀬戸内海に面して、多様な気候と風土から「日本の縮図」とも言われる兵庫県。

都会に疲れて、兵庫に移住してのんびり暮らしたいと思ってググっても、

何から調べたらいいか分からない

移住者の体験談を知りたい

おすすめの地域って結局どこ？

といった疑問の答えは、なかなか見つからないですよね。

そこで、兵庫移住に関して知りたい情報を、いえらぼ編集部が1記事に凝縮してまとめました。

この記事を読めば、色々なデータをもとにした兵庫県の情報や、移住者の体験談が分かります。

おすすめの移住地域や利用したい移住支援制度まで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読んで、移住成功のヒントを掴んで下さいね。

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１．移住前にまずは確認！兵庫県についての情報まとめ

兵庫に移住することを考えても、何から調べたら良いか分からないですよね。

いえらぼでは、国や様々な機関が出している都道府県のデータなど、移住の参考になりそうなデータを40項目以上調査しました。

その中から、基本情報・特徴的な情報をピックアップして紹介します。 移住先を知るきっかけとして、ぜひ参考にしてください。 　

１－１．兵庫県の基本情報

まずは、兵庫県の基本的な情報について紹介します。

 ▼兵庫県の基本情報まとめ

参考：「都道府県別人口と人口増減率 」（総務省統計局）
　　　「住民基本台帳人口移動報告 2020年（令和２年）4月結果」（総務省統計局）
　　　「全国家賃動向」（全国賃貸管理ビジネス協会）

兵庫県のデータの中で特に注目したいのは、家賃相場です。

兵庫県の家賃相場は関東の大都市圏に次ぐ全国第4位で、お隣の大阪府よりも高くなっています。

これは、大阪に通勤している人が多いからだと考えられます。

総務省で行われた2015年の国勢調査によると、大阪府に通勤している人の20％を兵庫県からの通勤者が占めています。

兵庫県在住で大阪府に多くの人が通学・通勤することにより、兵庫県の家賃の相場が上がっていると考えられます。

特に、神戸市の中心部や芦屋市、西宮市は家賃の相場が高い地域です。

生活費を抑えたい場合はこれらの市町村を避けて、移住先を探した方が良いでしょう。 　

１－２．他都道府県と比較した兵庫県の特徴

次に、兵庫県の特徴的な情報をお伝えします。

他都道府県と比較した時に、上位や下位にランキングされたものを紹介します。

兵庫県の特徴を手軽に把握できるので、ぜひご覧ください。 

▼他都道府県と比較した兵庫県の特徴まとめ

参考：「都道府県生活満足度ランキング」（ブランド総合研究所）
「都道府県別 全国高校偏差値一覧」（大阪進研，伸学工房，SAPIX中学部, 佐鳴予備校, 家庭教師のトライのデータをまとめたサイト）
「都道府県別現金給与総額と格差」（厚生労働省）

これらの特徴的なデータを見てみると、兵庫県の特徴としては、

・生活満足度が高い

・教育水準が高い

・平均収入が低い

などが挙げられます。

この内、2つの特徴の背景を、いくつかの根拠（データ）から考察してみました。 　　

特徴１．生活満足度が高い

兵庫県の特徴の1つ目は、生活満足度が高いことです。

これは県内の交通網が発達しており、医療も充実しているからだと考えられます。

例えば、神戸市内には阪急、阪神、JRと鉄道3社が乗り入れており、大阪へのアクセスも30分足らずでアクセスすることができます。

飛行機を利用する時も、神戸空港や伊丹空港、関西国際空港と行った複数の空港にアクセスできます。

また厚生労働省の「平成30年の医療施設動態調査」によると、医療機関総数も全国第5位と高い水準となっています。

日々の生活に必要不可欠な交通と医療の充実度が、生活の満足度アップにつながっていると考えられます。

移住後に年齢を重ねて、車に乗れなくなったり、病気になったりした時のことを考えても、兵庫県は安心な県と言えるでしょう。 　　

特徴２．教育水準が高い

特徴の2つ目は、教育水準が高いことです。

文部科学省による「学校基本調査」 によると、兵庫県の大学進学率は60.9%と高い水準になっています。

これは、兵庫県民が教育熱心であることの表れと考えられます。

東大進学率NO.1で有名な灘高校は神戸市にあり、公立高校からでも十分国公立大学を狙える教育環境が備わっています。

子供の将来のことを考えれば、教育面も重要と考える子育て世代の人も多いはず。

移住を考えている人の中でも、子供に良い教育を与えたいと考えている人には、兵庫県が有力な候補となるでしょう。

２．兵庫県に住んでいる人のリアルな体験談

ここからは、いえらぼで独自に調査した、兵庫県に移住した人の生の声を紹介します。

２－１．30代男性Aさんの移住体験談

移住のきっかけ

いえらぼ編集マン

それでは最初に、Aさんの移住のきっかけを教えてください。

Aさん

移住を決めたきっかけは都会暮らしに疲れたからです。

自動車は欲しいけれど駐車場が高い事や通勤に疲れる事。

人が多くて移動すら疲れる事など様々な都会疲れがありました。転職をきっかけに思い切って田舎暮らしを決めました。

移住して良かった点

いえらぼ編集マン

Aさんが思う、兵庫に移住して良かった点を教えてください。

Aさん

自動車を所有しても駐車場は安い家賃の中に含まれている事。

そして、そのおかげで通勤が非常に楽になった。

また、買い物などに行っても都会のような人混みになっていないので気分は非常に楽です。

人混みを見つける事が難しい地域です。

移住して後悔した点

いえらぼ編集マン

逆に、移住してから感じた後悔ポイントは何でしょうか？

Aさん

賃金の相場が非常に安い事です。

物価自体はそんなに変わらないのに賃金が安いために貯金をする事が難しくなっている。

やはり何事にもお金は必要になりますので収入としては、もっと賃金を都会くらいとは言わずとももう少し高い水準にして欲しい。

これから移住する人に向けてのアドバイス

いえらぼ編集マン

これから兵庫移住を考えている人に向けて、アドバイスがあれば教えてください。

Aさん

賃金問題を解決する事が出来れば、人混みも少なく非常に快適に生活ができます。

Aさん、貴重なお話ありがとうございました！

Aさんの移住体験談まとめ

いえらぼ編集マン

Aさんの体験談からは、兵庫県は賃金は安いが、物価は高いということが分かりました。

基本情報で紹介したように、兵庫県の家賃相場は全国的に見ても高く、家賃の高さに比例して物価も高いようです。

例えば、統計局による「小売物価統計調査（構造編)」によると、兵庫県の消費者物地域差指数は、全国7位と上位に位置しています。

これは、東京などの関東の大都市圏などに次いで高く、隣の大阪府よりも高い数値です。

兵庫移住の際は、都会を離れても生活費はあまり安くならないということを意識した方が良さそうですね。

２－２．20代女性医療事務Bさんの移住体験談

移住のきっかけ

いえらぼ編集マン

それでは最初に、Bさんの移住のきっかけを教えてください。

大学卒業後、就職をきっかけに移住いたしました。

海の近くに住むことが夢だったため、社宅ではありましたが、移住いたしました。

ホテル業界に勤めていましたが、退職後は一度地元に戻りましたが、結婚をきっかけにまた淡路島に戻ってまいりました。

移住して良かった点

いえらぼ編集マン

Bさんが思う、兵庫に移住して良かった点を教えてください。

海も山もあり、景色に飽きることがありません。

また食べ物が本当に美味しく、お魚や野菜だけではなく、お肉も美味しいです。

特に野菜では玉ねぎが甘くて安くて本当に美味しいです。

高い品種のものはもちろん甘いですが、普通の品種のものも甘くて美味しいです。

田んぼや畑を持っている人が多いので、職場でお野菜などをもらうことも多いです。

時間もゆったりと流れている気がします。便利すぎる生活ではないので、本当に必要なものそうでないものなど見つめ直し、自分らしい生活ができているような気がします。

移住して後悔した点

いえらぼ編集マン

逆に、移住してから感じた後悔ポイントは何でしょうか？

娯楽施設が少ないことです。最新の映画を見るためには神戸か徳島まで出ないといけません。

神戸や梅田のような繁華街もないため、学生さんなどはお休みの日はイオンに行っているようです。

ショッピングモールも田舎特有のイオン系列が強いです。

また、仕方のないことですが、虫が大きくて多いです。

また、市街地に住めば生活に苦労はしませんが、やはり車がある方が色々な場所に行けるのでおすすめです。

これから移住する人に向けてのアドバイス

いえらぼ編集マン

これから兵庫移住を考えている人に向けて、アドバイスがあれば教えてください。

淡路島に移住する際は車を所持している方が絶対楽しいです。

また、淡路市、洲本市、南あわじ市それぞれで自治体が様々な政策をしています。

家賃補助や家の購入の際の補助金など、市役所のホームページを確認した上で移住することがおすすめです。

Bさんが思う移住に向いている人・向いていない人

いえらぼ編集マン

ちなみに、Aサンが思う兵庫移住に向いている人の特徴を挙げるとしたら何でしょうか？

向いている人は、田舎すぎていない田舎に住みたい人ですね。

理由としては、洲本市は特に淡路島の中では栄えており、県立病院もあり、様々なものを取り揃えているお店、飲食店もたくさんあるためです。

不便すぎず便利すぎずちょうどいいと思います。

逆に、向いていない人は、虫が苦手な人ですかね。

とにかく虫が多く、大きいです。

これは田舎全体に言えることかもしれませんが、虫が苦手な人には致命的だと思います。

私自身は好きではありませんが、虫への抗体ができてきた気がします。

Bさん、貴重なお話ありがとうございました！

Bさんの移住体験談まとめ

いえらぼ編集マン

Bさんの体験談からは、兵庫県は食べ物が美味しいところということが伝わってきます。

兵庫県は農業も盛んな県でもあり、特にタマネギの収穫量は全国3位です。

特に、糖度が高くて柔らかい淡路島タマネギは全国的にも有名ですね。

淡路市、南あわじ市、洲本市などの淡路島内への市町村では、農業を始めたい方へのサポートも充実しています。

また、兵庫県でも「ひょうご就農支援センター」を設けて、農業をしたい方を応援しています。

移住して、農業を始めたいという方は兵庫県の農業支援の制度も要チェックです。

２－３．30代女性Cさんの移住体験談

移住のきっかけ

いえらぼ編集マン

それでは最初に、Cさんの移住のきっかけを教えてください。

元は、栃木県育ちなのですが、会社で知り合った兵庫県出身の同性の方と友達になり、その友達のご両親が「老後の生活が不安なので帰って来て欲しい」との事で、私自身家族もいないし恋人もいないくて、「一緒においで」と声をかけて下さったので、お言葉に甘えて移住を決めました。

移住して良かった点

いえらぼ編集マン

Cさんが思う、兵庫に移住して良かった点を教えてください。

移住先は自然豊かな所です。

外に出れば、空気が澄んでいてとても気持ちがいいです。

それと、移住してびっくりしたのが、お店(スーパーなど)の値段が安い！

地域によって物価は変わるのでしょうが、買い物がすごく楽しいです。

移住して後悔した点

いえらぼ編集マン

逆に、移住してから感じた後悔ポイントは何でしょうか？

移住先は自然豊かな所ではあるのですが、自宅とお店との距離が近い様で遠い距離にあります。

なので、車は必要になってくると思います。

後は、個人的に虫が大の苦手なのですが、虫の多さはすごいです。殺虫剤の有り難みを感じています。

これから移住する人に向けてのアドバイス

いえらぼ編集マン

これから兵庫移住を考えている人に向けて、アドバイスがあれば教えてください。

移住する理由は人それぞれあると思います。

移住先で住み心地が良いのも悪いのもそれも、人それぞれだと思います。

それでも、住んでみて良いと感じて、その良さを楽しめたら移住先が第二のふるさとになると思います。

Cさんが思う移住に向いている人・向いていない人

いえらぼ編集マン

ちなみに、Cサンが思う兵庫移住に向いている人の特徴を挙げるとしたら何でしょうか？

向いている人は、自然が好きな方です。

農業や、趣味で畑をやりたい方は向いていると思います。

反対に向いていない人は、買い物(ブランド品)が好きな方ですね。

やはり都会とはちょっと離れているので、ブランド品など自分の目で見て買い物したい方は向いていないのではないでしょうか。

Cさんが考えるおすすめ移住先

最後に、Cさんが考えるおすすめの移住先地域を教えてください。

1位…加古川市
2位…神戸
3位…淡路島

ですね。

加古川市は姫路、神戸へ遊びに行くアクセスは良好ですし、神戸ははやりを楽しめます。

淡路島は、憧れみたいな感じです（笑）

Cさん、貴重なお話ありがとうございました！

Cさんの移住体験談まとめ

いえらぼ編集マン

Cさんの体験談からは、兵庫県の自然の豊かさが伝わってきます。

兵庫県は、地域によって気候の差が大きいのが特徴です。

日本海に面した但馬地方は、夏は猛暑である一方で、冬は雪が積もりスキーも楽しめる地域です。

兵庫県内の最高気温ランキングでは、過去最高の39.3度を記録したこともあります。

一方、瀬戸内海に面した神戸や淡路島は、1年を通じて晴天の多い温暖な気候の中で過ごすことができます。

移住を検討する時は、兵庫の地域による気候の差にも注目した方が良さそうですね。

参考：悪い口コミは？【兵庫移住失敗談】

もっとリアルな移住失敗談を知りたいという人は、口コミを多く集めた記事を読んでみましょう。 生活面・環境面など、様々な面から見た移住失敗談をまとめています。

移住前後のギャップをなくし、移住に備えてしっかりと準備しておきたいですね。

３．兵庫県に移住するのに向いている人と向いていない人

先輩移住者の体験談からは、兵庫移住に向いている人の共通点が見えてきます。

自分が向いている人・いない人のどちらに当てはまるか、確認してみて下さいね。

なぜそう言えるのか？ 詳しく見ていきましょう。 　

３－１．兵庫移住に向いている人

兵庫に向いているのは、変化に富んだ自然が好きな人です。

兵庫県は中央にある山地を挟んで、気候が大きく変わります。

山地の北の日本海側の地域は、夏はフェーン現象等で暑く、冬は雪が積もる地域です。

逆に山の南側は瀬戸内海を臨む晴天続きの温暖な気候です。

県内だけで、夏は海水浴やキャンプにバーベキュー、冬はスキーやスノーボードを楽しむといった生活を気軽に楽しめます。

様々な自然に触れたいという人は、本格的に兵庫への移住を考えてみてはいかがでしょうか？ 　

３－２．兵庫移住に向いていない人

兵庫移住に向いていない人は、ブランド品の買い物が好きな人です。

兵庫県は大型のショッピングセンターやスーパー、商店街など商業施設は充実しています。

しかし、ブランド品の買い物ができるような高級百貨店は神戸駅付近にわずかにしかありません。

インターネットでも購入できますが、現物を確認してから買いたいというこだわりのある方は、兵庫への移住は向いていないでしょう。

４．兵庫県に移住におすすめの地域ベスト3

兵庫のどこの地域に移住しようかと色々調べても、

結局、自分に合う地域がどれなのか分からない・・・

という人も多いことでしょう。

ここからはいえらぼ編集部が独自に調査した、おすすめの地域ベスト3を紹介します。

各地域の特徴も載せていますので、気になる地域にはぜひ移住体験をしてみて下さい！

それぞれ詳しく見ていきましょう。

１位．尼崎市

尼崎市は2019年に兵庫県の中で移住者が最も多い市町村となった、移住に人気の街です。

おすすめ理由

尼崎市が移住先として人気の理由は、交通アクセスの良さが挙げられます。

鉄道はJR、阪急、阪神電車と3つの会社が乗り入れており、大阪や神戸まで20分足らずで出かけることができます。

また、関空・伊丹・神戸の3つの空港へも1時間ほどで行くことができるので、旅行にも便利な地域です。

通勤・通学する人や旅行が好きな人にとっては、この交通の便の良さは嬉しいですね。 　　

尼崎市は商業施設が充実！

尼崎市は、商業施設が充実している町でもあります。

大型の商業施設だけではなく、昔ながらの商店街も残り、常に活気にあふれた地域です。

特に阪神尼崎駅から出屋敷駅までの東西南北には約600以上の店が軒を連ねています。

昭和レトロな雰囲気を残した商店街は、歩いているだけでも楽しいスポットです。

活気ある商店街に魅力を感じた人は、ぜひ尼崎市への移住を検討してみて下さい。 　　

移住者の声

30代・女性・在住歴4年

スーパー、クリーニング店、コンビニ、弁当屋、病院、商店街も徒歩圏内に揃っており、生活に困ることはありません。

20代・男性・在住歴8年

駅や国道から離れている為、非常に落ち着いている。緑も多く、川に近い為、夏はホタルが多くみられる。都会に近いにもかかわらず、自然にあふれている。

引用：goo住宅不動産

尼崎市に移住した人からは、買い物などの生活な便利な面と、自然が残った落ち着いた環境で暮らせる面の両方が魅力という声が聞かれました。

大阪や神戸などの大都会に近い地域であると同時に、緑も多いのが移住先として人気の理由のようですね。

西武庫公園や元浜緑地などの公園も多いので、子育てにも良い環境と言えるでしょう。

便利で静かな環境で暮らしたい方は、尼崎市がおすすめです。 　

２位．姫路市

姫路市は10年前に比ベテ人口が5万人以上増えている、移住に人気の地域です。

おすすめ理由

姫路市が移住に選ばれるのは、神戸や大阪まで通勤圏内でありながら、山と川と海に囲まれた豊かな自然がある土地であることが挙げられます。

中心の姫路駅から大阪までは在来線で約1時間、新幹線で30分の距離です。

新幹線が止まるので、他の都市へのアクセスも便利です。

自然に目を向けると、瀬戸内海に浮かぶ家島諸島や、田園地帯、北部の山間地域と様々な表情を見せる自然に囲まれています。

山々に囲まれた姫路市は夜には星が良く見え、夏には川でホタルが観賞できるような美しい自然が残る地域です。

都会に通勤・通学ができる田舎暮らしをしたい人は、姫路市への移住を検討してみましょう。 　　

姫路市はお祭り好きにはたまらない！

姫路市の楽しみといえば、なんといってもお祭りです。

1番有名なのは、灘のけんか祭りです。

地区毎に7つの神輿を担ぎ、激しくぶつけ合う男の祭りです。 激しければ激しいほど神意に叶うとされており、過去には流血沙汰も起こったような激しさを誇ります。

一方、世界遺産の姫路城周辺で開かれる「姫路ゆかた祭り」は、屋台が埋め尽くす一帯をゆたか姿の人たちが行き合う初夏の風物詩の祭りとなっています。

また5月に行われる「姫路お城まつり」は、大名行列や千姫輿入れ行列の煌びやかさに目を奪われます。

約2000人が一斉に播州音頭を踊る「総おどり」に参加すれば、地域住民との一体感も得られることでしょう。

姫路のお祭りに魅力を感じた人は、ぜひ移住を検討してみて下さい。 　　

移住者の声

30代・女性・在住歴2年

食品、生活必需品、欲しいものは自転車があるだけで本当にだいたい殆どの物を買いに行く事ができます。 業務用スーパーやディスカウントストア等が多くあり、お得な買い物までできるので生活費を抑えられます。

40代・女性・在住歴9年

近辺に広い公園がたくさんあり、自然豊かで空気が澄んでいます。海、山どちらも近くアウトドアも楽しめます。

引用：goo住宅不動産

姫路市に移住した人からは自然の豊かさだけではなく、生活する上で便利という声も聞かれました。

駅の近くなら、普段の買い物は車がなくても気軽にできるので、免許がない人でも安心です。

飲食店も大手チェーンだけではなく、個人経営の店も多いので外食に困ることはありません。

都会の便利さと自然の美しさに惹かれる人には、姫路市が移住先としておすすめです。 　

３位．明石市

明石市は2016年「B-1グランプリスぺシャル」で住みたいまちNo.1に選ばれた、移住に人気の地域です。 

おすすめ理由

明石市が移住先として選ばれるのは、子育て支援が充実しているからです。

例えば、医療費では子供の中学までの医療費は完全無料となります。

また、第2子以降の保育料は無料になるなど、子育てする人にとっては安心の制度が揃っています。

家族で兵庫県に移住しようと考えている人は、おすすめです。 　　

海を楽しむなら明石市！

明石市は、海に関する楽しみがたくさんある地域です。

市内では新鮮な魚介類が手に入り、休日には海水浴や釣りを楽しむ人も多くみられます。

また瀬戸内海特有の温暖な気候から開放的な雰囲気に包まれており、のんびり過ごすことができます。

海を望むところに住みたいと考えている人は、ぜひ明石市への移住を検討してみて下さい。 　　

移住者の声

30代・男性・在住歴1年

明石はただの晴れではなく、快晴が多くて驚きました。妻の実家の三田市では寒く感じた日も明石に戻ってくると暖かく感じます。また、ゴルフ場やスノーボード、キャンプなどが車で行ける範囲にあるのも魅力です。

引用：笑顔のタネあかし

明石市に移住した人の声からは、明石の気候や自然の良さが伝わってきます。

夏はキャンプや海水浴に行き、冬はスノーボードやスキーを楽しむといった、アウトドアを存分に満喫できる環境です。

アウトドアを楽しむためにも、車は所有しておいた方が良いでしょう。

明石市の気候や自然に魅力を感じた人はぜひ、明石市への移住を検討してみてはいかがでしょうか。

５．利用したい移住支援制度

各地方自治体は、移住者に向けての支援制度を整えている所が多いです。

支援金がもらえたり、体験移住プログラムがあったりと内容は様々ですが、移住を考えている人にとっては利用しなきゃ損なものが多くあります。

申請しないと受けられない支援が多いので、とりあえず知っておくことが大切です。

ここから、各おすすめ移住先で利用できる、移住支援制度を紹介します。 　

５－１．尼崎市の移住支援制度

尼崎市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。

今回は子育てファミリー世帯及び新婚世帯向け空家改修費補助事業について、詳しく紹介します。 　　

子育てファミリー世帯及び新婚世帯向け空家改修費補助事業

対象者：申請者が子育てファミリー世帯または新婚世帯であること。

尼崎市の「子育てファミリー世帯及び新婚世帯向け空家改修費補助事業」という移住支援制度です。

対象者が一戸建ての空き家を購入して、改修するときの費用の補助を受けることができます。

最大50万円までの補助金が受けられます。

空き家を購入して、リフォームして住もうと考えている方にはおすすめの制度です。 　

５－２．姫路市の移住支援制度

姫路市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。

この中でも今回は空き家バンクについて、詳しく紹介します。 　　

空き家バンク

対象者：空き家の活用を考える移住希望者

姫路市では、空き家バンクという移住支援制度を行っています。

市内の空き家所有者と、空き家を活用したいと考える希望者を結びつける制度です。

不動産屋さんには出てこない空き家情報を家に居ながらにして、チェックすることができます。

空き家をお店や住居として利用したいと考えている方は、活用したいですね。 　

５－３．明石市の移住支援制度

明石市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。

この制度について、詳しく紹介します。

明石市移住支援金

対象者：東京23区在住・在勤者しており、明石市へ移住して就職・起業する人

兵庫県の移住支援事業に含まれる、明石市移住支援金の制度です。

単身の場合は50万円、2人以上の世帯の場合は100万円の支援金となります。

就職の場合は、「移住支援金支給対象求人」に該当した場合、起業の場合は「ふるさと起業・移転促進事業（東京23区枠）」の交付を受けた方が対象です。

東京から兵庫への移住を考えている人は、ぜひチェックして下さい。

５－４．兵庫県の移住支援制度

兵庫県全体で利用できる移住支援制度には、以下のようなものがありました。

この中でも今回は、兵庫県営住宅お試し居住と空き家活用支援事業について、詳しく紹介します。 　　

兵庫県営住宅お試し居住

対象者：兵庫県外に居住し、県内への移住・定住を希望する方(他条件有り)

対象地域：神戸市、宝塚市、川西市、高砂市、加西市、姫路市、神河町、相生市、たつの市、赤穂市、豊岡市、洲本市、淡路市

兵庫県では、県外から兵庫県への移住を考えている人向けに、お試し居住の制度を行っています。

県営住宅に1〜2年程度、お試しで住むことができる移住支援です。

上記記載の通り、対象となる県営住宅は県内各地に設けられています。

気候や人間関係など、実際に移住を考えている地域が自分に合うかどうか、実際に住んでみないと分からないですよね。

本格的に移住する前に、まずは試しに移住してみたいという方にはおすすめの制度です。 　　

空き家活用支援事業

対象者：空き家を改修し、10年以上、住居や事業所、地域交流拠点として活用しようとする者

対象地域：政令市（神戸市）、中核市（姫路市、尼崎市、西宮市、明石市）以外の市町 （ただし、姫路市の旧香寺町、安富町、夢前町、家島町の区域は対象）

兵庫県では、空き家解消を目的に空き家活用支援事業も行っています。

対象となる空き家を改修する際の工事費の一部を支援するものです。

例えば、一戸建ての住宅の場合、最大150万円の補助金を受け取れます。

対象となる空き家は、築20年以上経過しているなど、条件がありますので注意して下さい。

空き家を改修して住んだり、お店を開いたりすることを考えている人にはおすすめの支援制度です。

６ ．あなたに向いてる「移住地域」はどこ？

自分に向いている「移住地域」がどこなのか気になりませんか？

地方移住サービス「Konforta」のAI移住シミュレーションを利用すると、全国1741個の地域から、あなたに合った「移住地域」がわかります。

6つの画像から、気になる画像を2つ選ぶだけで、「兵庫県○○町」という形であなたにオススメの移住地域を教えてくれます。

また、会員登録をすることで詳しい地域の情報も見ることが可能です！

登録は3分ほどで完了しますので、ぜひ気軽に試してみてください。

ちなみに、Komfortaでは「地方での職探し」や「空き家の提供」までサポートしてくれます。

初めての移住で、困りがちなことは全て解決可能です！

また、相談にお金は一切かかりません。

「いきなりの移住は怖くてなかなかできない…」

という人でも、地方での暮らしが身近に感じるきっかけになるはずです。

地方への移住を考えている人はもちろん、地方への移住にあこがれが少しでもある人も、ぜひAI移住シミュレーションと合わせて活用してみてください。

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まとめ

兵庫県の移住について、体験談や様々なデータをもとに紹介してきました。

生活の満足度の高さや、地域によって様々な顔を見せる自然が印象的でしたね。

一口に兵庫と言っても、大都市である神戸や、瀬戸内海に浮かぶ淡路島、有馬温泉や城崎温泉などの温泉地など、地域による差が大きい県です。

地域によってこんなに差があるとは知らない方も多かったのではないでしょうか？

移住する際は、この記事を参考に自分の目的やスタイルに合った地域をぜひ見つけてみて下さい。

また、紹介した移住支援制度は一例ですが、本格的に移住を考えている人はぜひ利用しましょう。

ただ、2020年7月時点での情報なので、最新情報は各種HPから確認してください。

より深く移住について知りたいという人は、下記の記事も参考にしてみてください。