都会すぎない生活を期待していたにも関わらず、移住後にイメージと現実がまったく違っていたら非常に残念ですよね?
移住には、実際に住んでみないと分からないデメリットが伴います。
事前に知らずに移住してから気づくと、「こんなはずじゃなかった」という後悔につながってしまうことも珍しくありません。
そうならないように、この記事では愛知へ移住した人・住んでいる人のリアルな失敗談を取り上げながら、正しい対策を紹介し、移住を成功に近づけるポイントを紹介していきます。
愛知に移住して良かった!と思えるように、まずは失敗ケースから学んでいきましょう。
1.【実録】愛知移住で後悔…失敗体験談を紹介
まずは愛知に移住した方々のリアルな失敗談を紹介していきます。
生活面や仕事面などのさまざまな観点から、実際に愛知に移住した方がストレスを感じた部分を確認していきましょう。
1-1.愛知移住の失敗体験談【生活面】
まずは愛知に移住したのちに感じた、生活面における失敗談を紹介していきます。
遊べる場所が限られている
遊べる場所が限られていることに後悔した方もいるようです。
20代・男性
20代・男性
名古屋には金のしゃちほこや名古屋城といった全国的に有名なスポットがあるものの、それ以外の観光スポットがないことも事実です。
また、次の図からもわかるように、若者が遊べるスポットが名古屋駅周辺に集約されており、名古屋市以外に住む場合に遊びがマンネリ化してしまうことも理解しておきましょう。
田舎での生活を満喫しながら遊びも妥協したくないという方は、名古屋市内に絞った住まい探しがおすすめです。
1-2.愛知移住の失敗体験談【仕事面】
ここからは愛知に移住した際の、仕事面での失敗談を紹介していきます。
渋滞が激しい
移住後に渋滞の激しさにストレスを感じた方もいます。
20代・男性 また、鉄道だと利用客も他の大都市圏と比べると割合としては低いので、本数が少なかったり、運賃が高い傾向にあるので、通学としては不便です。
愛知に移住する際には、車の運転にストレスを感じてしまいがちという点にも注意が必要です。
国土交通省の調査によれば、公共交通機関の利用率が50%以上である東京や大阪と比べ、中京圏の公共交通機関の利用率は30%ほどにとどまり、ほとんどの方がどの人が車を利用している状態です。
また、トヨタ自動車をはじめとした主要産業が名古屋市に集められているため、出勤時の東名や名神といった高速道路は必然的に渋滞する状態になります。
特に豊田市や東海市などのエリアは名古屋市内に出勤する方が多いため、渋滞に苦しめられる可能性が高くなることを理解しておきましょう。
名古屋市で仕事をする場合には、高速道路を利用せずに出勤できる名東区などのエリアで住まい探しをすることをおすすめします。
1-3.愛知移住の失敗体験談【環境面】
ここからは愛知に移住した際の環境面での失敗談を紹介していきます。
夏と冬の寒暖差が激しい
夏と冬の寒暖差にストレスを感じた方もいるようです。
40代・男性
愛知へ移住する際には、夏と冬の寒暖差にも注意が必要です。
南方に伊勢湾、北東に山岳地帯があるという地形的な特徴が気候に大きく影響しています。
夏は海側からの風に熱が巻き込まれるため、北~北東部が酷暑になりやすいため、最北端である治見地方では特に高温になることが多くなります。
また、冬は典型的な太平洋岸気候になり、乾燥した晴天になることが多いため、放射冷却現象による冷え込みが激しくなる点にも注意が必要です。
中部地方にあるためそれなりに暑いイメージがありますが、冬の寒さが厳しいことも理解しておきましょう。
空気が汚く感じられる
空気が汚く感じられたという方もいるようです。
20代・男性
愛知県の主要産業が製造業であり、図のように工場が点在している点にも注意が必要です。
ただし、人体に影響があるといったデータはないため、必要以上に心配する必要はなさそうです。
工場がたくさん立っているという景観によって空気が汚染させれているイメージがあり、田舎のゆったりとした生活を満喫できない可能性があることは理解しておきましょう。
1-4.愛知移住の失敗体験談【人間関係面】
最後の愛知に移住した際に実感した、人間関係での失敗談を紹介していきます。
よそ者への警戒心が強い
よそ者への警戒心の強さにストレスを感じた方もいるようです。
50代・女性
愛知へ移住する際には、愛知ならではの県民性があることも理解しておきましょう。
プレジデント社の47都道府県別・県民性大図鑑では、愛知には
よそ者もなかなか信用しない
県民性があると紹介しています。
尾張藩が勤倹貯蓄を奨励した歴史があり、保守的でケチ、他人を信用しないDNA受け継がれていると考えられています。
時代が変化しているため口コミにあるような噂が広まる可能性は低くなっていますが、なかなか心を開かない県民性が根付いていることは知っておくとよいでしょう。
2.愛知移住するならココ!おすすめの地域は名古屋市名東区エリア
愛知へ移住した方々のリアルな体験談を確認したところで、移住の際におすすめする地域を紹介していきます。
利便性などのおすすめの理由や名古屋市名東区エリア周辺ならではの楽しみを解説します。
2-1.おすすめ理由
名東区をおすすめする1番の理由は、利便性の高い名古屋市のなかでも特に交通の便が良いエリアであるためです。
名東区は地下鉄東山線の4駅を利用でき、栄駅や名古屋駅まで乗り換えなしで足を伸ばすことができます。
また、名古屋ICが近く、車で県外への外出する際にもストレスがありません。
車の利用率が高い愛知県のなかで、車がなくても生活できるエリアであるため、そこまで渋滞に悩まされることはないでしょう。
さらに転勤者に人気のエリアであり、根っからの愛知県民が少ないため、特有の人間性に悩まされるリスクを軽減することも可能です。
2-2.移住者の声
ここからは、実際に名古屋市名東区エリアで生活している方々の口コミを紹介していきます。
何より地下鉄駅まで一分圏内かな?病院や救急も近くにありますし、便利さに関してはとてもいい物件でしたよ。塾などはあまりないエリアかと思いますが、逆に騒がしくなったりしないのでよかった。50代男性
本郷から徒歩10分以内です。歩いていても治安が良いため安全です。通りは比較的明るいですし、お子さまにもいい環境です。30代女性
引用:SUUMO
名古屋市名東区エリアに生活している方々は、
- 利便性が高い
- 近くに病院もある
- 治安が良く安心感がある
という点に満足しているようです。
高い利便性があるうえに女性でも安心して暮らせる治安の良さがある点が、名古屋市名東区エリアの魅力です。
2-3.名古屋市名東区エリアならではの楽しみ
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名古屋市名東区エリアならではの楽しみは、利便性がありながら田舎らしい自然を楽しむこともできることです。
牧野ヶ池緑地や猪高緑地といったスポットが徒歩圏にあり、気軽に自然に触れられるエリアです。
また、地下鉄で栄に足を伸ばせるため、トレンド感のあるショッピングも楽しみたいという方におすすめできます。
家族で移住した場合でも、午前中に栄に買い物に行き、午後からは子どもを豊かな自然の中で遊ばせるといった、バランスの良い生活を送ることができます。
3.利用したい移住支援制度
最後に、愛知県に移住する際に利用したい移住支援制度を紹介していきます。
愛知県移住支援事業
愛知県では、次の条件を満たす方々に移住支援金を用意しています。
- 東京23区から愛知県へ移住した
- 移住支援金対象の中小企業等の求人に応募し、新規就業した。または社会的事業分野で起業した
- 移住支援金の申請時において、転入後3か月以上1年以内である
その他にも提出期限などの条件がありますが、移住してすぐに着手すれば2人以上の家族世帯100万円、単身者の場合60万円の移住支援金を獲得できます。
まとめ
愛知への移住に失敗しないためにも、まずは実際に住んでいる方々の体験談を確認していきましょう。
遊べる場所が限られている、渋滞が激しい、夏と冬の寒暖差が大きいなどの点で、移住後に後悔したという方も少なくありませんでした。
ただし、名古屋市に若者向けのスポットやオフィスが集中している、南方に伊勢湾、北東に山岳地帯があるという地形的な特徴があるなどの事実をに知っておけば、移住失敗のリスクを最小化することができます。
このように愛知県へ移住した際の失敗談とそれに対する備えがあれば、首都圏にはないほどよい田舎の良さを満喫することができるでしょう。
ぜひ、今回紹介した情報をもとに、移住計画をすすめていくことをおすすめします。
移住希望者