北海道移住についてお調べですね。
北海道移住に興味を持っても、
「何から調べたらいいか分からない」
「移住者の体験談を知りたい」
「おすすめの地域って結局どこ?」
といった疑問、なかなかググっても解決しないですよね。
そこで、北海道移住に関して知りたい情報を、いえらぼ編集部が1記事に凝縮してまとめました。
この記事を読めば、色々なデータをもとにした北海道の情報や、移住者の体験談が分かります。
おすすめの移住地域や利用したい移住支援制度まで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読んで、移住成功のヒントをつかみ取りましょう。
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1.移住前にまずは確認!北海道についての情報まとめ
北海道移住を考えたとしても、何から調べたら良いかなんて分からないものですよね。
いえらぼでは、国や様々な機関が出している都道府県のデータをはじめとした移住の参考になりそうなデータを40項目以上調査しました。
そんな中から、基本情報・特徴的な情報をピックアップして紹介します。
移住先を知るきっかけとして、ぜひ参考にしてください。
1-1.北海道の基本情報
まずは、北海道の基本的な情報について紹介します。
▼北海道の基本情報まとめ
項目 | 数値 | 全国順位 |
---|---|---|
人口 | 5,286,000人 | 8位 |
移住者数 転入者: 転出者: |
10,314人 14,595人 |
12位 10位 |
平均収入 |
280,200円 | 33位 |
家賃相場 |
49,375円 | 20位 |
これらのデータの中でも特に移住者数に注目してみましょう。
北海道への転入者数を転出者数が上回っています。
その理由として、若年層の転出者が多いことがあげられます。
平成27年度の北海道人口ビジョンによると、特に20歳から24歳の若者の転出者が多いといったデータが出ています。
また、転出先としては、東京をはじめとする首都圏が多くなっています。
これは、道外へ進学や就職をする若者が多いということを示していると考えられます。
北海道の調査によると、若年者(15歳~24歳)の完全失業率は全国平均を2ポイントほど上回っています。
それで、雇用や生活が安定しないことを理由に、他県へ出る若者が多いようです。
移住者も、他人ごとではありません。
特に若い世代にとっては、移住者であっても、仕事や生活の安定を得るのが難しいということです。
憧れを抱いて移住しますが、道内からの転出者が多いことには理由があることを把握しておきましょう。
1-2.他都道府県と比較した北海道の特徴
次に、北海道の特徴的な情報をお伝えします。
他都道府県と比較した時に、上位・下位に位置していたものをまとめました。
北海道の特徴を捉えるのに便利な情報がそろっているので、手軽に特徴を把握したい人はご覧ください。
▼他都道府県と比較した北海道の特徴まとめ
項目 | 数値 | 全国順位 |
---|---|---|
地域おこし協力隊 | 258人 | 1位 |
100㎢当たりの小学校数 | 5校 | 47位 |
平均気温 | 9℃ | 47位 |
生涯未婚率(女性) | 17% | 2位 |
これらの特徴的なデータを見てみると、北海道の特徴としては、
・小学校の数が少ない。
・平均気温が低い。
・生涯未婚率が高い。
などが挙げられます。
今回、それぞれの特徴の背景をいくつかの根拠(データ)から考察してみました。
詳しく見ていきましょう。
特徴1.小学校の数が少ない
特徴の1つ目は、小学校数の少なさです。
この理由は、北海道が、日本一広い県土を誇る上に、小学生の数が年々減少していることがあげられます。
北海道の調査によると、小学校生徒数は、公立と私立を合わせて24万人ほどです。
東京都の小学校生徒数が公立だけで60万人を超えることを考えると、少なさがわかりますね。
それで県土が広いのに小学生の数が少ないので、100㎢当たりの小学校数は5校とワースト1位です。
さらに、北海道教育委員会で行われた調査によると、全校児童が10人に満たない小学校もあるといったデータが出ています。
小学校の数や、全校児童数が少ないというのが、北海道の特徴の一つです。
交友関係が広がりにくかったり、気の合う友だちを見つけるのが難しいかもしれません。
子育て世代は、家族で移住する前に、地元の小学校の雰囲気をチェックするなどの対策をしておくとよいでしょう。
特徴2.平均気温が低い
特徴の2つ目は、平均気温が低いということです。
言わずもがなですが、北海道の冬はとても厳しいです。
「総務省統計局出典のデータをまとめたサイト」によると北海道の平均気温は9℃といったデータが出ています。
多くの都道府県の平均気温が、14℃から17℃であることを考えると、どれほど低いか、よく分かるのではないでしょうか。
実は、移住者の中にも、「こんなに寒いとは思わなかった!」と北海道への移住を後悔する人も少なくありません。
寒さが苦手な方は、北海道への移住は考え直した方がいいかもしれません。
あるいは、防寒対策をしっかりとって、冬場はなるべく外へ出ないようにして過ごすのもいいですね。
特徴3.女性の生涯未婚率が高い
特徴の3つ目は、女性の生涯未婚率が高いことです。
この理由は、地元の男性が北海道外へと出てしまうことがあげられます。
北海道で行われた調査によると、25歳から34歳の未婚女性が結婚できない理由として挙げたのが、「適当な相手に巡り合わない」とこたえた人が51%もいたというデータが出ています。
そのため、未婚率が高くなっているのではないかと考えられます。
移住の際は、もし出会いを求めるのであれば、札幌などの大きい都市がおすすめです。
また、移住者コミュニティから交友関係を広げていくのもいいかもしれませんね!
2.北海道に住んでいる人のリアルな体験談
ここからは、いえらぼで独自に調査した、北海道に移住した人の生の声を紹介します。
2-1.40代男性Aさんの移住体験談
▼Aさんのステータス
・40代
・男性
・北海道札幌市から北海道北見市へ移住した
移住のきっかけ
Aさん
40代になり都会に住むことに疑問を感じていました。
たまたま北見に知り合いがすんでいて仕事を紹介してくれるというので、不安はあったのですが、札幌での生活を捨てて北見でもう一度いちからはじめるために移住を決意しました。
移住して良かった点
いえらぼ編集マン
Aさん
心に余裕があります。
人間関係もこちらの人は基本フレンドリーです。
現在一から生活をはじめていますが、とくに困ったことも無く田舎暮らしをエンジョイしています。
移住して後悔した点
いえらぼ編集マン
Aさん
出勤はもちろんコンビニに行くにも車が必要でガソリン代もばかになりません。
あまり歩かなくなるので足が弱らないか心配です。
これから移住する人に向けてのアドバイス
いえらぼ編集マン
Aさん
あまり深く考えすぎず、流されてしまえ? ぐらいのほうがいいかもしれません。
いえらぼ編集マン
Aさんの移住体験談まとめ
Aさんの体験談まとめ
・人間関係はフレンドリーで築きやすい。
・車が必須なので、苦労した部分もある。
・深く考えすぎない、決断力も大切!
いえらぼ編集マン
Aさんの体験談からは、北海道へ移住して苦労したことが分かりました。
やはり、北海道の特徴として車が必須であるという点があるようです。
広大な土地を移動するのに、スーパーまで数十キロかかるということも。
冬には、雪道や凍った道を走らなければならないので、運転には慣れておきたいですね。
2-2.30代女性介護士Bさんの移住体験談
▼Bさんのステータス
・30代
・女性
・介護士
・神奈川県から北海道帯広市へ移住
移住のきっかけ
いえらぼ編集マン
両親、父方の祖父母と神奈川県に住んでいました。8年前に北海道へ移住しています。
母方の実家が北海道で祖父が亡くなり祖母が一人暮らしになったこと、東日本大震災の影響で住んでいた家にも少し被害があり度重なる余震で傾きが見られこと、災害時において都会で暮らしていくことのリスクなど様々なことを考慮した結果、母方の実家のある北海道への移住を決めました。
移住して良かった点
いえらぼ編集マン
自宅周辺は駅からも離れており静かな住宅街です。
付近には広大な畑があり日高山脈が見えたりと景色や環境がとてもよく快適です。
近所で畑をレンタルしてくれる所があり野菜を育てています。
農業や畜産も盛んなので地元の野菜が近所の郵便局で格安で買えたり、ちょっと割高ですが美味しい卵やパンなどが買えたりと食べ物はとても美味しく良質なものが手に入ります。
飲食店もハイレベルな店舗が多いです。
モール温泉というのがわいており400円代で温泉に入れます。
温浴施設も多いので回数券を買って気軽に温泉に入りに行けます。
移住して後悔した点
いえらぼ編集マン
もともとアレルギー体質なのですが、悪化してしまいました。
神奈川にはないシラカバ花粉というのも存在し、季節の変わり目などは花粉に悩まされています。
賃貸物件の家賃が築年数浅かったり新築だと、割高です。
都会に比べると業種にもよりますが月収が安いのでそのわりには高いと思います。
賃貸に家賃を払うなら家を建てるという選択をする人も多いです。
北海道なので冬場は雪が降りますが、年に何回かどか雪が降ります。
30?50cmほど降ることもあります。
北海道は地域によって雪の降り方が違い、断続的に降らないのは良いのですが降った時の量が凄いので雪かきが大変です。
これから移住する人に向けてのアドバイス
いえらぼ編集マン
コロナウイルスの影響もあるのでこれからは都会で生活するより田舎暮らしが良いかと思います。
同じ災害が起きても都会と田舎では影響が違うと思います。
ある程度の貯金は必要なのと仕事を探す上では業種にこだわらないことも大事です。
月収も都会に比べてかなり下がりますのでその辺の理解も必要です。
Bさんが思う移住に向いている人・向いていない人
いえらぼ編集マン
向いている人は、適度な田舎暮らしがしたい人です。
北海道は、広大な畑など自然も豊富ですが、車で大型スーパーやドラッグストア、飲食店などもある地域です。
向いていない人は寒さが苦手な人です。
冬場は-20℃近くまで下がるのが、移住者にとって厳しい点です。
Bさんが考えるおすすめ移住先
いえらぼ編集マン
1位は、環境がよく住みやすい北海道帯広市です。
2位は、気候が穏やかな熊本県熊本市です。
3位は北海道札幌市を上げました。
理由としては、道内の中では都会だが少し車で行くと山などの自然もたくさんあり、札幌駅周辺は様々なお店などもあり便利だからです。
いえらぼ編集マン
Bさんの移住体験談まとめ
・景色や環境がよく、温泉もあり、田舎暮らしを楽しんでいる。
・月収はかなり下がり、意外と家賃が高かった。
・ドカ雪が降ると、雪かきが本当に大変!
いえらぼ編集マン
Bさんの体験談からは、生活費を計算すべきだということが分かりました。
やはり、北海道の特徴として月収が下がるという点があるようです。
厚生労働省の調査によると、北海道の平均月収は、28.8万円で、47都道府県中33位です。
生活費が安い!というだけで移住してしまうと、後悔するかもしれません。
2-3.40代女性Cさんの移住体験談
▼Cさんのステータス
・40代
・女性
・埼玉県大宮市から北海道札幌市へ移住
移住のきっかけ
いえらぼ編集マン
離婚を期に、移住を決意しました。
疎遠にしていた親類が札幌市に住んでおり、最初は同居する形でお世話になりました。
アパート探しを平行して行い、不動産屋さんとのやり取りの中で希望の物件を見つけて契約が完了した為に引っ越しました。
移住して良かった点
いえらぼ編集マン
観光地としても人気の高い地方都市の札幌は、東京都内に住んでいた頃を思い出すような刺激と利便性、面白さがありました。
北海道はシングルマザーが札幌へ職を求めて集中するらしく、母子家庭等への理解や手厚いサポートが充実していたと思います。
仕事探しも比較的選択肢が広く、職に恵まれた事は精神的にも心強かったです。
食べ物も美味しく、北海道特産のグルメな食材がスーパーでお手頃に購入できます。
飲食店も多く、ハイセンスなお店も沢山あって、街全体が美しい観光地のようでした。
移住して後悔した点
いえらぼ編集マン
初めて体験する北海道の冬。暖房手当の支給や冬時間出勤が可能な訳を痛感。
とにかく寒い! 二重窓が全ての住宅の基準になっているとは言え、暖房がないと布団から出る事も出来ません。
本当に「自宅で凍死」しかねないのです。
そして、1mレベルの積雪、路面の凍結。交通機関の遅れや事故は日常茶飯事。
なので、「冬時間」としてある程度の遅刻が認められているのです。
そのカルチャーショックは凄まじく、北国の生活の厳しさも実感。
移住をご検討の方は、まずは冬の半年を体験しておく事をお勧めします。
これから移住する人に向けてのアドバイス
いえらぼ編集マン
とにかく 北海道の冬は長く、想像以上に厳しいです。
都会で便利な札幌市と言えども、そこは全く変わりません。
日照時間も極端に少ない為に、気分が空模様の如くどんよりしてしまう事も。
ウィンタースポーツ愛好家や、グルメな方には生活の楽しみの面でお勧めです。
いえらぼ編集マン
Cさんの移住体験談まとめ
・札幌市は、暮らしやすく、サポートも手厚かった。
・「街全体が美しい観光地」で、グルメやショッピングを楽しめた。
・北海道の冬に、カルチャーショックを受けた。
いえらぼ編集マン
北海道の冬は、とにかく寒く積雪が1mレベルは当たり前、そして雪の日は遅刻が認められているということで、Cさんはカルチャーショックを受けたようですね。
冬の寒さや雪に関して何となく知っていても、いざ暮らしてみると、驚くような体験をするかもしれません。
後述しますが、移住の際は、「お試し移住」などの制度を上手に用いながら、雪国生活を具体的にイメージしましょう!
参考:悪い口コミは?【北海道移住失敗談】
もっとリアルな移住失敗談を知りたいという人は、口コミを多く集めた記事を読んでみましょう。
生活面・環境面など、様々な面から見た移住失敗談をまとめています。
▼合わせて読みたい
移住前後のギャップをなくし、移住に備えてしっかりと準備しておきたいですね。
3.北海道に移住するのに向いている人と向いていない人
では、北海道移住に向いているはどんな人なのでしょうか?
▼移住するのに向いている人・いない人
向いている人は、給与水準がひくくても生活できる人。
向いていない人は、寒い場所が苦手な人。
なぜそう言えるのか、詳しく見ていきましょう。
3-1.北海道移住に向いている人
向いているのは、給与水準がひくくても生活できる人です。
北海道の特徴として、都市部に比べて給与が低いということがあります。
同じ資格をもって、同じように働いていても、北海道と東京では給与に大きな差があるでしょう。
だから、生活水準を下げても暮らしていけるという人は向いているといえます。
あるいは、テレワークやリモートワークなど、場所を選ばずにできる仕事があればいいですね。
この点に当てはまる人は、本格的に移住の準備を進めてみてはいかがでしょうか?
3-2.北海道移住に向いていない人
向いていないのは寒さに弱い人です。
日本で一番さむかった日の記録は、北海道の上川観測所で観測された-41℃。
想像もできないくらいの冷え込みですね。
北海道の冬には、まつ毛も凍ってしまうほど寒い日があります。
一方で、ウェザーニュースが2012年に実施した「部屋の温度×セツデン調査」では、部屋の温度が高い都道府県ランキングで第1位、“半袖+短パン”の割合が高い都道府県ランキングで第3位にランクイン。
北海道の平均的な室温は20℃前後で、半袖短パンでも過ごせるようです。
室内と外気との気温差がとても大きいことがわかりますね。
体の冷えは、様々な体の不調を引き起こす可能性もあります。
もし、寒さに不安があれば、週末移住から始めてみてはいかがでしょうか。
4.北海道に移住におすすめの地域ベスト3
では、北海道移住におすすめの地域はどこなのでしょうか。
▼移住におすすめの地域ベスト3
1位…札幌市
2位…旭川市
3位…函館市
1位.札幌市
札幌市は移住者の約半数が選ぶ、移住に人気の地域です。
・北海道における政治や経済の中心地。
・観光スポットやグルメもたくさん楽しめる。
・都市と自然が美しく調和している。
おすすめ理由
札幌市が選ばれる理由としては、充実した都市機能と、自然の調和があります。
まず、サッポロは、北海道の政治や経済、文化の中心地として栄えてきました。
それで、地下鉄や空港などの交通網の発達は、北海道一です。
道内で開かれるイベントや、ショッピングできる場所も、札幌市が一番多くなっています。
かつ、市内は整備されており、どこにでも緑があり、自然と調和した街並みを生み出しています。
このような理由から札幌市は移住におすすめの地域と言えます。
札幌市ならではの楽しみ
札幌市ならではの楽しみとしては、さっぽろ雪まつりがあります。
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さっぽろ雪まつりは、毎年2月に開催される冬の1大イベントです。
雪と氷で遊べるという、まさに雪国でしかできない体験です。
移住後、一度足を運んでみたいですね。
移住者の声
夏は郊外のため涼しく、緑豊かで大変住みやすい街です。大きな商業施設や便利な郊外型のショッピングモールなども多く、買い物もすごく便利ですね。(40代・男性・在住歴1995年03月-2016年01)
自然豊かで、スキー、スケートなどウインタースポーツが体験できるので子供が育つ環境としては最高。住宅街として整備されているので静かな環境で生活出来る。(20代・男性・在住歴1986年12月-2003年06月)
引用:スマイティ
札幌市に移住した人の声では、住みやすいという声があります。
買い物の便利さであったり、自然が豊かであったりと、移住者が求めている理想の地かもしれません。
移住者の方は、ウインタースポーツも体験していました。
子どもには、ぜひ北海道でしか、札幌でしか味わえない体験をさせてあげたいですね。
2位.旭川市
旭川市は札幌についで移住者が多く、移住に人気の地域です。
・旭川動物園やラーメンなどの観光名所がある
・大雪山を見渡す絶景。
・アクセスがいい。
おすすめ理由
旭川市が選ばれる理由として、北海道で札幌についで大きな都市であることがあげられます。
旭川は、道北の経済、産業、文化の中心地です。
市内には、高速道路も空港も通っており、物流や人の動きの発着点になっています。
それで、都市機能が充実しているため、移住者にとっても住みやすい地域です。
だから、旭川市は移住におすすめの地域と言えます。
旭川市ならではの楽しみ
旭川市ならではの楽しみとしては、旭川動物園というとつまらないので、大雪山をご紹介したいと思います。
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大雪山は、2,000m級の山々が連なる日本最大の国立公園です。
四季によってまったく違う表情を見せるのが、最大の魅力。
日本国内で最も早く紅葉がみられる山として、有名なんです。
また、大雪山は、多種多様の高山植物が生えている「宝庫」ともいえる山です。
運が良ければ、希少な動植物にであえるかもしれませんよ!
移住者の声
札幌市の都会さはないが、駅前のショッピングできる大型店舗(イオンなど)も含めて、買い物には困らない地域です。ほどよい便利さで、自然も溢れているところが良いところだと思います。(20代・女性・在住歴2016年03月-2017年01月)
子育てに関しての市の支援が結構厚い。 子連れで街を歩くと、子育てが終わった世代の方々や、学生さんや観光客が声をかけてくれたり、親切にしてくれることが多く、本当にありがたい。 自然とそこそこ便利な生活の両立を楽しみたい人には良いかも。 (30代・女性・在住歴2014年07月-2019年03月)
引用:スマイティ
旭川市に移住した人の声では、ほどよい便利さと自然があります。
札幌市ほど都会ではなくても、そこそこ便利なのがいいところです。
一方で、先ほど見たように、大雪山を抱いており、ほどよい便利さと豊かな自然を兼ね備えた地域です。
こんな点を魅力に感じた人は、ぜひ旭川への移住を検討しましょう。
3位.函館市
函館市は3番目に移住者が多く、人気の地域です。
・五稜郭を有する歴史あるまち。
・自然公園もあり、壮大な自然が残っている。
おすすめ理由
函館市が選ばれる理由としては、四季折々の自然を五感で楽しめることがあげられます。
函館には、公園や山が多く、季節の移り変わりを肌で感じられます。
一方、海に面した函館は、旬の海産物を味わえるのも魅力。
函館は、イカ加工の町としてよく知られています。
ほかにも、ウニやイクラなど、海の幸を存分に楽しめる場所でもあります。
このような点から、函館市は移住におすすめの地域と言えます。
函館市ならではの楽しみ
函館市ならではの楽しみとしては、歴史ある美しい町並みがあります。
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20世紀の洋風建築が現在も点在するため、外国人にも人気を博しています。
また、「函館山からの夜景」は日本3大夜景の一つです。
こんな点を魅力に感じた人は、ぜひ函館市への移住を検討しましょう。
移住者の声
人口が多すぎず少なすぎずで、ちょうどいい感じです。 物価もあまり高くないので、住むのにいいと思います。 (30代・男性・在住歴2000年05月-2017年05月)
周りのお店が素晴らしい!美味しいものがとても美味しかった!空気も澄んでいて景色も綺麗。自然も多くて都会すぎなくて、田舎すぎない。都会を味わいたければ札幌へもすぐにいける!最高の場所だと思っております!!(~10代・男性・在住歴1998年07月-2000年07月)
引用:スマイティ
函館市に移住した人の声では自然が多く、生活にちょうどいいという点があります。
人口も、25万人前後と「多すぎず」、物価も「高すぎず」、自然がたくさんあり「都会過ぎない」。
こんな魅力があるようです。
5.利用したい移住支援制度
各地方自治体は、移住者に向けての支援制度を整えている所が多いです。
支援金がもらえたり、体験移住プログラムがあったりと内容は様々ですが、
移住を考えている人にとっては利用しなきゃ損なものが多くあります。
申請しないと受けられない支援が多いので、とりあえず知っておくことが大切です。
ここから、各おすすめ移住先で利用できる、移住支援制度を紹介します。
5-1.札幌市の移住支援制度
札幌市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼札幌市の移住支援制度まとめ
・移住支援金
・札幌UIターン就職センター
移住支援金
対象者:東京23区(在住者又は通勤者)から札幌市に移住した人。
札幌市の移住支援金という移住支援制度です。
上記記載の通り、移住支援金対象求人に就業した方又は「地域解決型起業支援事業費補助金」の交付決定を受けている方は、国・北海道・札幌市が共同で移住支援金を支給されます。
上記条件に当てはまる人は要チェックです。
札幌UIターン就職センター
対象者: 北海道へのUIターン就職希望者
札幌市の札幌UIターン就職センターという移住支援制度です。
「札幌UIカフェ」は、UIターン就職希望者による交流会を、「札幌ナイト」は、食事等を交えながらのUIターン就職希望者と企業との交流イベントを開いています。
4人のキャリアコーディネーターが就職相談に応じるほか、登録企業情報の提供や求人紹介を行います。
北海道移住を考えているけど、仕事が心配…という人は要チェックです。
5-2.旭川市の移住支援制度
旭川市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼旭川市の移住支援制度まとめ
・ちょっと暮らし体験
・新規就農支援
・新規創業支援
この中でも今回は、ちょっと暮らし体験と新規就農支援について簡単に詳しく紹介します。
ちょっと暮らし体験
対象者:旭川市への移住定住を希望する人
旭川市のちょっと暮らし体験という移住支援制度です。
1週間程度の短期滞在から、最長で3年間までの長期滞在により、旭川市での移住生活を体験しできる賃貸型の菜園付き戸建て住宅です。
これから移住を考えている人は要チェックです。
新規就農支援
対象者: 農業に興味がある人
旭川市の新規就農支援という移住支援制度です。
就農計画の作成、農家での農業研修など、経営開始後の不安に答えてくれます。
そして、市をあげて、就農を主導しています。
北海道へ移住して、農業をやってみたい!という方は、ぜひこの制度を用いて挑戦してみてはいかがでしょうか。
5-3.函館市の移住支援制度
函館市の移住支援制度には、以下のようなものがあります。
▼函館市の移住支援制度まとめ
・ヤングファミリー住まいリング支援事業
・はこだて仕事ねっと
この2つについて簡単に詳しく紹介します。
ヤングファミリー住まいリング支援事業
対象者:
・世帯の所得(入居者全員の所得の合計)が,月額31万3千円以下。
・中学校卒業前の子と同居する世帯。
函館市のヤングファミリー住まいリング支援事業(https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014020500059/)という移住支援制度です。
上記記載の通り、所得の低い世帯は、家賃補助を受けることができます。
特に、若い世代の定住を目的としており、まちづくりの一巻の制度です。
上記条件に当てはまる人人は要チェックです。
はこだて仕事ねっと
対象者:函館で働きたい人
函館市のはこだて仕事ねっと(https://hakodate-job.net/)という移住支援制度です。
上記記載の通り、職業紹介を行い、函館市で働きたい人をサポートしてくれます。
移住者には、移住支援金が支払われる求人もあるので、これから移住を考えている人は要チェックです。
▼合わせて読みたい
6 .あなたに向いてる「移住地域」はどこ?
自分に向いている「移住地域」がどこなのか気になりませんか?
地方移住サービス「Konforta」のAI移住シミュレーションを利用すると、全国1741個の地域から、あなたに合った「移住地域」がわかります。
6つの画像から、気になる画像を2つ選ぶだけで、「○○県○○町」という形であなたにオススメの移住地域を教えてくれます。
また、会員登録をすることで詳しい地域の情報も見ることが可能です!
登録は3分ほどで完了しますので、ぜひ気軽に試してみてください。
ちなみに、Komfortaでは「地方での職探し」や「空き家の提供」までサポートしてくれます。
初めての移住で、困りがちなことは全て解決可能です!
また、相談にお金は一切かかりません。
「いきなりの移住は怖くてなかなかできない…」
という人でも、地方での暮らしが身近に感じるきっかけになるはずです。
地方への移住を考えている人はもちろん、地方への移住にあこがれが少しでもある人も、ぜひAI移住シミュレーションと合わせて活用してみてください。
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まとめ
北海道の移住について、体験談や様々なデータをもとに紹介してきました。
理想だけではなく、現実を知っておくことは、後悔しない移住生活をおくるカギになります。
紹介した移住支援制度は一例ですが、本格的に移住を考えている人はぜひ利用しましょう。
ただ、2020年7月時点での情報なので、最新情報は各種HPから確認してください。
より深く移住について知りたいという人は、下記の記事も参考にしてみてください。
いえらぼ編集マン