「深夜に家の鍵を紛失したらどうすればいい?どこを探したら見つかりやすい?」
「鍵を紛失しないためにどんな対策がある?紛失した際の注意点は?」
など、急いでいる時や深夜に鍵を紛失して、どうしたらいいのか困っているのではないでしょうか。
結論から言えば、鍵を紛失した人は身の回りや寄った場所を探すか、大家さん・管理会社へ連絡をしてください。
そうすれば、鍵を開錠でき家の中に入ることができます。
家の鍵を紛失した際は、迅速で適切な対応が必要です。
そうでなければ、家に入れない上に1万円以上の出費がかかります。
そこで本記事では、以下4点について紹介しています。
- 緊急時に鍵を紛失した時にやること
- 紛失した鍵が見つからない場合の対処法
- 鍵を紛失しないための対策
- 鍵を紛失した場合の注意点
この記事を読めば、すぐに家の中に入ることができますので、参考にしてください。
【緊急時】紛失した家の鍵が見つからない場合の2つの対処法
家の鍵を探しても見つからない場合は、遺失届を出したり、管理会社や業者に開錠を依頼する必要があります。
遺失届によって、鍵が交番に届くと連絡をもらうことができるためです。
また、管理会社や業者に依頼をすれば、すぐに開錠して家の中に入ることができます。
これらの対応が遅れると、鍵が見つかりづらい上に家に入ることができません。
ここで紹介する以下2つの対処法を知ることで、適切に対応ができ、事態が長引くことを回避できます。
- 管理会社や大家さんに開けてもらう
- 専門業者に開けてもらう
それぞれの対処法について、確認していきましょう。
対処法1.急いで管理会社や大家さんに連絡をして開けてもらう
家の鍵が見つからない場合は、とりあえず家の中に入るために、管理会社や大家さんに開けてもらいましょう。
アパートの場合は大家さん、マンションの場合は管理人・管理会社に連絡をして、家の鍵を開けてもらいます。
昼間は連絡が取りやすいため、すぐに鍵を開けに来てくれるので安心です。
しかし、夜中は連絡が取れない可能性があります。
どうしても連絡がつかない場合は、ホテルや知人宅に泊めてもらうか、次の方法で開錠してもらいましょう。
対処法2.専門業者に連絡をして開けてもらう
管理会社や大家さんで開錠が難しい場合は、専門業者に鍵を開けてもらいましょう。
鍵屋さんに連絡をすれば、すぐに駆けつけてくれます。
開錠費用はかかりますが、ホテル代に比べれば安いです。
鍵の構造にもよりますが、業者が到着して10分〜30分程度で鍵を開けてくれます。
スマホで検索をすれば、たくさんの鍵屋さんが見つかりますので、自宅からの距離や料金で選ぶようにしましょう。
家の鍵を紛失して、開錠に困った場合は専門業者を頼るようにしてください。
専門業者の費用相場
鍵屋さんに開錠を依頼した場合、5,000円〜1万円程度の費用がかかります。
痛い出費にはなりますが、仕方がありません。
また、業者によっては交通費や深夜料金が発生します。
業者を選べる場合は料金比較をしてください。
【鍵が見つからなかった場合】近くの交番や警察署へ遺失届を出す
紛失した家の鍵が見つからなかった場合は、後日、近くの交番や警察署に遺失届を出しましょう。
落とした鍵が届いている可能性がありますし、これから届くかもしれません。
遺失届を出していれば、鍵が見つかった時に連絡をもらうことができるためです。
遺失届は、近くの交番や警察署で受付しており、遺失届の書き方は次のようになります。
遺失届の書き方
遺失届を指定用紙で提出する場合は、以下の項目を記入・聞かれますので確認しておいてください。
- 名前
- 連絡先
- 住所
- 鍵を紛失した日時/場所
- 紛失した鍵の特徴
遺失届の書き方を詳しく知りたい人はこちらの「遺失届参考例」をみてみてください。
交番や警察署で20分〜30分もあれば、提出ができます。
盗まれた場合は盗難届を出す必要がある
第三者に盗まれた可能性が高い場合は盗難届が必要です。
警察は盗難届を受理すると、盗難事件としての解決を図る義務があります。
犯罪検挙率にも関わるため、遺失届より盗難届の方が警察の動きは積極的です。
そのため、明らかに盗まれた場合は盗難届ですが、盗まれたか落としたかわからない場合は盗難届の方が安心できますね。(警察の方と相談して決めましょう)
絶対にしよう!家の鍵を紛失した時にやること4つ
家の鍵を紛失したことに気づいたら、ここで紹介する4つのことを行ってください。
そうすれば、紛失した鍵を見つけられるでしょう。
焦る気持ちを抑え、以下4つのことを1つずつ実行してください。
- ポケットやバッグの中を確認する
- 立ち寄ったお店で紛失していないか確認する
- 電車やバスの中で紛失していないか確認する
- 職場で紛失していないか確認する
やること1.ポケットやバッグの中を確認する
家の鍵を紛失した時は、まずポケットやバッグの中を確認しましょう。
「いつもとは違うポケットに入っていた」「バッグの奥に入り込んでいた」など、ポケットやバッグから出てくる可能性があります。
鍵に限らず、「◯◯を紛失した!」と思って、ポケットやバッグを探して見つかったことがある人は多いです。
焦る気持ちを抑え、もう1度冷静にポケットやバッグの中を探してみてください。
その際、「このポケットにはいつも入れない」などの先入観を捨てることが大事です。
できれば、ポケットやバッグの中身をすべて出して、確認することをおすすめします。
家の鍵を紛失したことに気づいたら、最初にポケットやバッグの中を確認するようにしてください。
やること2.立ち寄った場所に紛失していないか確認する
家の鍵を紛失したことに気づいたら、その日に立ち寄った場所に落としていないか確認をしましょう。
ポケットやバッグから荷物の出し入れをする際に、鍵が落ちてしまったのかもしれません。
- 居酒屋
- コンビニ
- スーパー
- 駐車場
など、立ち寄った場所を思い出して、直接行って確認したり電話で問い合わせをしましょう。
鍵がそのまま落ちていたり、管理人や事務所に保管されている可能性があります。
「落とすわけがない!」と強がらず、立ち寄った場所を1つずつ確認することが大事です。
やること3.電車やバスの中で紛失していないか確認する
鍵を紛失したと思ったら、電車やバスの中で紛失していないか確認をしましょう。
座っている時や荷物を出す際に、鍵を落とした可能性があります。
電車やバスは走行音があるため、もし鍵を落としたとしても気づきません。
乗車した電車やバスの時間・路線などを思い出し、運行会社もしくは駅に問い合わせをしましょう。
管理室や駅に鍵が届いているかもしれません。
JR東日本は、駅や電車の忘れ物をLINEで問い合わせできるサービスも行っています。
やること4.職場で紛失していないか確認する
家の鍵を紛失した場合は、職場で落としていないか確認をしましょう。
お弁当や財布、仕事に使う書類などを出し入れする際にバッグから落ちた可能性があります。
幸いなのが、職場での紛失は外で落とすより見つかりやすいことです。
紛失時に職場が開いている場合は、電話をして確認しましょう。
また鍵を紛失しないために実施したい3つの対策
ここで紹介する対策を実施することで、鍵の紛失を防ぐことができます。
「もう二度と鍵を失くしたくない」「忘れ物が多いので、より一層気をつけたい」という気持ちがある人は、次の3つの対策を参考にして、紛失しない環境をつくりましょう。
- 鍵をしまう場所を決める
- 大きいor音がなるキーホルダーをつける
- キーファインダーをつける
それぞれの対策内容について、紹介していきます。
対策1.鍵をしまう場所を決める
また鍵を紛失しないためにも、鍵をしまう場所を決めておきましょう。
「家の鍵は必ずズボンの右ポケット」「バッグの内ポケット以外には入れない」など、しまう場所を決めれば、すぐに探すことができます。
決まった場所に鍵をしまうようになれば、管理が簡単なので、紛失を防ぐことが可能です。
もし、紛失したとしても、いち早く気がつけます。
再び鍵を紛失しないように、決めた場所以外には鍵をしまわないようにしてください。
対策2.大きいor音がなるキーホルダーをつける
キーホルダーをつけることも、鍵を紛失しないための対策です。
鍵に大きなキーホルダーをつければ、ポケットに入っていることが感覚でわかります。
また、鈴など音がなるキーホルダーをつけていれば、落とした時に気づきやすいです。
「鍵にキーホルダーをつける」簡単なことではありますが、紛失防止の効果が期待できます。
お気に入りのキーホルダーをつければ、鍵を使う時に明るい気持ちになるでしょう。
鍵を紛失しないように、大きいor音がなるキーホルダーをつけてください。
対策3.キーファインダーをつける
鍵を紛失しないためにも、キーファインダーをつけましょう。
キーファインダーとは、忘れ物を防止するためのツールです。
キーファインダーがスマホと連携しており、一定距離離れるとスマホに通知が届く仕組みになっています。
そのため、鍵にキーファインダーをつけていれば、落としたり置き忘れを防ぐことが可能です。
キーファインダーは2,000円〜4,000円程度で購入できます。
紛失を防ぐためにも、鍵にキーファインダーを装着することを検討しましょう。
覚えておきたい!鍵を紛失した場合の3つの注意点
ここで紹介する3つの注意点を知っていないと、紛失時に適切な対応ができなくなり、犯罪者の侵入リスクが増してしまいます。
急な支払いに焦らなくても済むように、以下3つの注意点を押さえておいてください。
- 鍵代を支払う可能性がある
- 紛失した鍵が見つからない場合は鍵交換をする
- 「紛失」ではなく「盗難」の恐れもある
それぞれの注意点について、1つずつ紹介していきます。
注意点1.管理会社や大家さんに鍵代を支払わないといけない
鍵を紛失して見つからない場合は、管理会社や大家さんに鍵代を支払わないといけません。
通常、管理会社や大家さんは複数本の鍵を管理しています。
そのため、紛失で鍵交換が必要となった場合は、全部の鍵を新しいものへ取り替えないといけません。
防犯性の高いディンプルキーであれば、数万円の支払いが必要になります。
紛失した鍵が見つからない場合は、お金がかかりますので、紛失しないように気をつけてください。
注意点2.紛失した鍵が見つからない場合は鍵交換をする
もし、紛失した鍵が見つからない場合は、セキュリティ面から鍵交換をする必要があります。
鍵交換は専門業者に依頼をしなくてはいけません。
管理会社や大家さんに許可をもらった上で、専門業者に依頼をしましょう。
鍵交換費用は、業者や鍵の種類によって異なりますが、相場は1万円〜2万円程度です。
鍵交換は大切なことですので、スピーディーに動くようにしてください。
鍵交換の流れ
鍵交換の流れは、次のとおりです。
- 専門業者に問い合わせ
- 時間と費用の確認・依頼
- 鍵交換
まずは、気になる専門業者に電話で問い合わせをしましょう。
そして、
- 交換作業が可能な時間
- 交換作業の所要時間
- 交換費用
これらを確認します。
条件が合う業者があれば、鍵交換の依頼をしましょう。
専門業者が現場に駆けつけ、鍵の交換をしてくれます。
注意点3.「紛失」ではなく「盗難」の恐れもある
鍵の紛失ではなく、盗難だとしたら、事態はもっと厄介です。
お金ではなく「鍵」を盗難するということは、犯人は部屋への侵入を考えている可能性があります。
紛失ではなく盗難の恐れがある場合は、早めに鍵交換と警察署への届け出をしましょう。
鍵交換は、できるだけ早く済ませた方が安心です。
まとめ
ここでは、鍵を紛失した場合の対応や紛失しないための対策などについて、紹介しました。
最後にもう1度、ここで紹介した大事なポイントを4点まとめています。
- 鍵の紛失に気づいたらバッグや立ち寄った場所、電車やバスに落ちていないか確認する
- 探しても見つからない場合は警察へ遺失届を出し、管理会社や業者に開錠してもらう
- これから鍵を紛失しないためにキーホルダーやキーファインダーを活用する
- 紛失した鍵が見つからない場合は早めに鍵交換をすること
鍵の紛失で困っている方は、ここで紹介した内容を参考にしてください。
また、鍵を紛失して困らなくていいように、できる限りの対策は行いましょう。