「移住に興味があるけどどこに行くのがいいんだろう…?」
「人気の移住先ってどこ?」
など、移住を考えたときに気になるのは「人気の移住先はどこか」ですよね。
人気の移住先であれば、移住者が多く、住環境や支援制度も充実している可能性があります。
しかし、国内外と多くの移住先があるため、人気の移住先やその内容を調べることは、意外に面倒なものです。
そこで本記事で紹介する主な内容は、次の2点です。
- 国内・海外の人気移住先ランキング
- 人気移住先の支援内容
この記事を読めば人気の移住地がわかり、自分に合った移住先を選びやすくなりますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
1.【2018年】都道府県別 人気移住先ランキング TOP10
ここでは、ふるさと回帰支援センターが発表した、2018年都道府県別 人気移住先ランキングを紹介します。
人気移住先の魅力がわかり、移住地選びがやりやすくなるためです。
人気が高い移住先は、住環境や利便性、支援制度や子育て環境などが充実しています。
多くの移住者もいるため、満足のいく移住生活を送れる可能性が高いです。
人気移住先ランキングと各エリアの特徴について、見ていきましょう。
【1位】長野県
2018年の都道府県別 人気移住先ランキングで1位となったのが、長野県です。
長野県は、移住者が多く、自然豊かな環境の中で生活ができ、移住支援も充実しているため、毎年人気が高い移住先となっています。
以下は、過去5年間のランキング結果です。
- 2018年:1位
- 2017年:1位
- 2016年:2位
- 2015年:1位
- 2014年:2位
毎年のように上位に位置していて、多くの先輩移住者がいることが、移住初心者の安心感につながっています。
自然が豊富で、冬はウインタースポーツが盛んであることも移住人気の理由です。
また、長野県には、以下のように「住まい」「仕事」「生活」「医療・福祉」に関する300超の支援制度が用意されています。
長野県の主な支援制度
- 結婚祝い金
- 輝く子育て応援金
- 住宅リフォーム工事補助金
- 出産祝金制度
- 青年就農給付金
- 子育て世帯引越費用補助
※自治体によって異なります
移住後の経済的負担を軽減できるため、安心して新生活を始めることが可能です。
このように、移住者の多さや住環境、支援制度が充実していることから、長野県は人気移住先ランキングで1位となっています。
【2位】静岡県
2018年の都道府県別 人気移住先ランキングで2位となったのが、静岡県です。
静岡県は、首都圏と関西圏どちらにもアクセスが良く、自然が多い落ち着いた住環境で、富士山も近いことから人気があります。
以下は、過去5年間のランキング結果です。
- 2018年:2位
- 2017年:3位
- 2016年:3位
- 2015年:4位
- 2014年:7位
近年、人気の移住先として認知を広げています。
新幹線の停車駅が多く、首都圏や関西圏、中京圏にも行きやすい利便性が優れたエリアです。
温暖な気候で自然に恵まれており、1年を通して過ごしやすい住環境となっています。
お茶やみかん、駿河湾の魚介など、特産物や水産加工品も有名で食に魅力があることも人気の秘密です。
東京圏から静岡県に移住して、中小企業等へ就職をすれば、最大100万円の支援金も受け取れます。
このような理由から、2018年人気移住先ランキングで静岡県は2位を獲得しているのです。
【3位】北海道
北海道は、2018年の都道府県別 人気ランキングで3位の移住先です。
2017年は16位だった北海道ですが、相談窓口設置やセミナーやイベントの開催など、プロモーションに力を入れたことで、初のトップ3入りとなっています。
自然豊かで四季の美しさを感じられるスポットが多く、物価が家賃が安いことが人気の理由です。
面積が広大な上、
- 札幌市時計台
- 大倉山展望台
- 藻岩山
- 定山渓温泉
- 青の洞窟
- 黄金岬
など、他にも多くの人気観光スポットがあります。
首都圏と比べると物価や家賃が安く、通勤・通学時間が短いため、適度なワークライフバランスを実現可能です。
また、
- 北海道赤ちゃんのほっとステーション
- どさんこ・子育て特典制度
など、子育て支援制度も充実しています。
北海道は、経済的負担が少ないこともあり、2018年の都道府県別 人気移住先ランキングで3位を獲得しているエリアです。
【4位】山梨県
毎年、移住ランキング上位に位置する山梨県が、2018年の人気ランキングで4位となっています。
都心から1時間〜1時間30分の好アクセスでありながら、富士山や南アルプスなどの景観、自然豊かな住環境や子育て支援が人気の理由です。
以下は、過去5年間のランキング結果です。
- 2018年:4位
- 2017年:2位
- 2016年:1位
- 2015年:2位
- 2014年:1位
リニアが開通すれば東京〜山科間は約25分と、ますます便利になります。
2015年に発表された都道府県別健康寿命では全国1位に輝くなど、元気なお年寄りが多いのも特徴です。
また、山梨県は1年を通して過ごしやすい気候で、自然環境に恵まれています。
新米ママをフォローする産前産後ケアセンターや病院、公園、図書館なども充実しているため、子育て世帯も安心です。
このような理由から、山梨県は人気ランキングで4位となっています。
【5位】新潟県
新潟県は、2018年の都道府県別 人気ランキングで5位の移住先となっています。
海や山が近くにあり自然豊かで、お米や魚、野菜や果物など食が魅力的です。
伝統文化が息づく、風情ある街並みで生活ができます。
東京よりも物価が安く、通勤時間も短いため、趣味や子育てに時間やお金を使うことが可能です。
待機児童問題もないため、理想に近いライフスタイルを実現できます。
東京までも、電車で1時間40分程度と交通アクセスも便利です。
伝統文化や自然環境があり、食の宝庫でもあるため、新潟県はランキングで5位を獲得しています。
【6位】広島県
2018年の都道府県別 人気移住先ランキングで6位となったのが、広島県です。
- 嚴島神社
- 瀬戸内
- 宮島
- 縮景園
など、他にも多くの観光スポットがあります。
また、雪質の良いスキー場も多く、食文化も魅力的な点も人気の理由です。
広島カープやサンフレッチェ広島など、地元住民のプロスポーツチームに対する応援意識も高く、イベント交流も盛んなエリアになります。
中心地から少し離れると、山と海が近く、自然が豊かで落ち着いた生活が可能です。
子育てや仕事に関する支援制度も用意されており、安心した移住生活を送れることも人気の理由になっています。
このような理由から、人気移住先ランキング6位は広島県です。
【7位】福岡県
福岡県は、2018年人気移住ランキングで7位となっています。
交通利便性がよく、適度に都会で食が美味しいため、移住者に人気のエリアです。
福岡空港から天神や博多までの距離が近く、東京や大阪、アジアなど、どこへ行くにしても便利な地域となっています。
玄界灘、響灘、周防灘、有明海に囲まれており、自然の恵みを味わえる豊かな食が大変魅力的です。
- 博多どんたく
- 山笠
- 小倉祗園太鼓
- ソフトバンクホークス
など、伝統の祭りや文化、スポーツが盛んな地域としても人気があります。
このように、福岡県は住環境が良く過ごしやすいため、2018年人気移住ランキングでは7位にランクインしているエリアです。
【8位】富山県
2018年の人気移住ランキングで富山県は8位となっています。
北陸新幹線で東京まで約2時間でアクセスでき、日本有数の豊かな自然と食に囲まれたエリアです。
待機児童ゼロで物価が安いので子育てもしやすく、地域に根ざした企業がたくさんあるので、仕事も見つけやすい環境と言えます。
移住者には、
- 移住応援団優待カード
- 住宅補助
- 移住補助金
などが用意されていて、移住後の負担を軽減することが可能です。
このように、首都圏からのアクセスが良く、自然豊かで魚介類の宝庫でもあることから、富山県は人気ランキングで8位を獲得しています。
【9位】宮崎県
宮崎県は、2018年人気移住ランキングが9位となっています。
宮崎は、日豊海岸や日南海外など、国内有数のサーフィンスポットがあり、マリンスポーツも盛んな場所です。
また、スキー場もあるためウインタースポーツも楽しめます。
自然に恵まれていて、
- ブランド肉
- マンゴー
- 野菜
- 焼酎
など、美味しく新鮮な食材やお酒が揃っているエリアです。
また、総務省のデータによると、通勤時間が平均17分と日本で1番短い地域なため、趣味や家族との時間を長く確保できます。
以上のような理由から、2018年人気移住ランキングで宮崎県は9位です。
【同率10位】福島県
2018年の都道府県別 人気移住先ランキングで10位となっているのが、福島県です。
福島県には、雄大な自然があり、歴史や文化も溢れ、安くて美味しい福島グルメもあります。
ふくしま移住希望者支援交通費補助金があり、下見の際は交通費の半額補助も出るなどお得です。
他にも、
- 空き家リフォーム補助制度
- 転入子育て世代住宅新築補助
- たまかわっ子子育て支援給付金制度
など、地域によって支援制度が用意されています。
このように、住環境や支援制度が充実していることから、人気移住先ランキングで10位を獲得しているエリアです。
【同率10位】佐賀県
佐賀県も、2018年人気移住先ランキングで10位を獲得しています。
玄界灘と有明海、背振山や佐賀平野などがある自然豊かな地域で、ブランド牛やイカなど食も魅力的なエリアです。
多くの温泉があり、1年を通して過ごしやすい気候なのも、人気の理由となっています。
お試し住宅や住宅取得支援、特典・割引を受けられるサガスマイルカードなど、支援制度も充実しているため安心です。
以上のような理由から、佐賀県は、2018年人気移住先ランキングでトップ10入りしています。
【同率10位】大分県
大分県も、2018年人気移住先ランキングで10位になっています。
別府や湯布院など、日本で1番の温泉処であり、毎日のように温泉に癒やされて生活することが可能です。
豊前海や別府湾もあるため、新鮮な海の幸も楽しめます。
子育て支援も充実しているため、ファミリー層も移住しやすいエリアです。
UIJターンをサポートする特典も用意されています。
大分県は、住環境が良く温泉が魅力的なことから、2018年人気移住先ランキングで10位を獲得しているエリアです。
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2.【年代別】都道府県 人気移住先ランキング
ここでは、ふるさと回帰支援センターが発表した、2018年の年代別移住希望地ランキング TOP3を紹介します。
各年代の人気移住先を知れば、移住地選びに役立てることが可能です。
また、人気移住地ランキング上位の長野県や静岡県、山梨県が、全世代から人気が高いことがわかります。
20代以下〜50代の移住希望者が、どのようなエリアを希望するのか確認していきましょう。
20代以下の移住希望地ランキングTOP3
20代以下の移住希望地ランキングTOP3は、次のとおりです。
1位:新潟県
2位:長野県
3位:静岡県
都心へのアクセスも良く、自然豊かな人気の移住地がTOP3に入っています。
20代以下の場合は、
- 移住先に仕事があるか
- 都心のように通勤の大変さはないか
などを気にする人が多いです。
そのため、新潟県は就職支援サービスや暮らしサポートが充実しているので、1位となっていることが考えられます。
また、長野県や静岡県は通勤時間が短い上に、都心にも行きやすいことが、支持されている理由にあるようです。
30代の移住希望地ランキングTOP3
30代の移住希望地ランキングTOP3は、次のとおりです。
1位:長野県
2位:静岡県
3位:山梨県
長野県と静岡県は20代以下同様、TOP3入りとなっています。
30代になると、家族を持つ人が増えるため、
- 子育てしやすいか
- 都市部にも行きやすいか
- 支援制度は充実しているか
- 仕事はあるか
などを気にする人が多いです。
そのため、子育て支援金や新築・リフォーム補助金が充実している、長野県が1位になっていることが考えられます。
静岡県や山梨県は、都市部への交通アクセスも良いですし、子育て環境に力を入れている自治体です。
利便性や自然環境、子育て支援などが充実していることから、これら3県が30代の移住希望者に支持されているのでしょう。
40代の移住希望地ランキングTOP3
40代の移住希望地ランキングTOP3は、次のとおりです。
1位:長野県
2位:静岡県
3位:山梨県
40代のランキングは、30代とまったく同じになっています。
子育てが終わっていない世帯もあるため、
- 都市部に行きやすいか
- 子どもに良い環境か
- 仕事はあるか
などを求める人が多いです。
そのため、仕事支援が充実している長野県や利便性や環境が良い、静岡県や山梨県が選ばれます。
山梨県の就業マッチングサイトも、求人案件が多く魅力的です。
この3県は、子育て世帯の移住が多く、住環境や支援制度が良いので40代からも高い支持を得ています。
50代の移住希望地ランキングTOP3
50代の移住希望地ランキングTOP3は、次のとおりです。
1位:長野県
2位:北海道
3位:山梨県
他の年代との違いが、北海道がランクインしている点です。
これは、50代の移住者が、自身や夫婦の楽しみを優先して移住先を決めることが理由でしょう。
北海道は、大自然の中に多くの観光スポットがあり、食の宝庫です。
都心のような混雑もなく、物価も安いため、老後を見据えた生活が送れます。
転入祝い金なと、移住支援も充実しているため50代からの人気が高いです。
3.移住先ランキング上位の支援内容
ここでは、移住先ランキング上位の支援内容を紹介します。
人気の高い移住先は、支援制度も充実していることが多いです。
どのような支援制度があるのか把握することで、移住後のイメージがしやすくなり、移住先選びにも役立ちます。
以下は、ここで紹介する5つの移住先です。
- 長野県
- 静岡県
- 北海道
- 山梨県
- 新潟県
1つずつ、確認していきましょう。
NO.1「長野県」の移住支援内容
人気移住先の長野県では、
- 若者定住家賃補助制度
- 住宅耐震改修事業補助金
- 結婚祝い金
- 医療費特別給付金
- 輝く子育て応援金
など、さまざまな支援制度を用意しています。
たとえば、宮田村の輝く子育て応援金は、10歳未満の子どもがいる世帯が村内に新築住宅を建てた場合、固定資産税相当額を5年間補助するものです。
大自然の中で子育てをしていきたい方にとっては、大きなメリットと言えます。
固定資産税が5万円だとすれば、計25万円も補助を受けるもので、子育て世帯には有難い制度です。
「住まい」「仕事」「生活」「医療・福祉」に関する300超の支援制度があるため、移住後も安心して生活ができます。
NO.2「静岡県」の移住支援内容
静岡県では、
- 静岡市空き家改修事業補助金
- 中山間地域移住者用住宅改修事業補助金
- 結婚新生活スマイル補助金
などの支援制度があります。
たとえば、新生活スマイル補助金では、静岡市で新婚生活を始める世帯に住居費や引越し費用の一部が補助されるものです。
静岡県は、特に住まいに関する支援制度が充実しています。
NO.3「北海道」の移住支援内容
北海道においても、住まいに関する支援制度が充実しています。
たとえば、
- 三笠市:家賃補助最大60ヶ月(月上限3万円)
- 西興部村:100万円の住宅建設奨励補助金
- 浦幌町:200万円の新築補助金
などがあり、お得です。
各地でさまざまな支援制度が用意されているため、移住生活の経済的負担を軽減できます。
NO.4「山梨県」の移住支援内容
山梨県では、都内から移住した場合に、最大100万円の支援金を受け取れる移住支援金の他に、婚活支援も行っています。
出会いの機会を提供してくれるため、単身者でも安心して移住することが可能です。
婚活支援は、お金を受け取れるわけではありませんが、魅力的なサポートになります。
NO. 5「新潟県」の移住支援内容
新潟県では、住まいや仕事に関する支援制度が充実しています。
U・Iターンコンシェルジュは、就職のマッチングに加え、住居等の支援まで行うものです。
他にも、子どもが3歳になるまでのゴミ袋を支給する支援なども行っています。
若者や子育て世帯向けの支援制度も充実しているのが、新潟県の魅力です。
4.日本人に人気の海外移住先ランキング TOP5
ここでは、日本人に人気の海外移住先ランキング TOP5を紹介します。
ランキングを知ることで、日本人や日系企業、日本食飲食店などが多い国を把握することが可能です。
また、自分に合った海外移住先を見つけられる可能性があります。
以下は、ランキングTOP5の国です。
【1位】アメリカ
【2位】中国
【3位】オーストラリア
【4位】タイ
【5位】カナダ
各移住先の特徴について、見ていきましょう。
【1位】アメリカ
日本人に人気の海外移住先ランキング1位となるのが、アメリカです。
在留邦人数が世界一であり、日系企業や日本人学校も多く、日本人が生活しやすい環境が整っています。
ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴなど、さまざまなエリアから移住先を選ぶことが可能です。
教育施設も充実していますし、日本食レストランや日本の食品を取り扱うスーパーも増えているため、子育て世帯も安心して移住生活を送れます。
このような理由から、アメリカは海外移住先ランキングで1位を獲得している国です。
【2位】中国
日本人に人気の海外移住先ランキング2位が、中国です。
中国は、日系企業と日本食飲食店が、海外で最も多いエリアとなっています。
また、日本人学校はアメリカに次いで、2番目に多い数です。
日本との距離も近いため、何かあった際はすぐに帰国もできます。
移住者に人気が高い上海など、適度に都会でありながら物価は高くないため、少ない負担で生活を送ることが可能です。
中国は日本人移住者が多く、文化も近いことから、日本人に人気の海外移住先となっています。
【3位】オーストラリア
オーストラリアは、日本人に人気の海外移住先ランキングで3位に入っています。
キャンベラやシドニー、メルボルン、ケアンズ、パースなどが特に人気が高いです。
洗練された街並みの都会でありながら、大自然も味わえる場所として、多くの日本人移住者が生活をしています。
オーストラリアは、留学やワーホリでも人気が高い国であり、教育施設が充実しているため、子どもの教育面でも安心です。
日本人が多く大自然を楽しめることもあり、オーストラリアは海外移住先ランキングでTOP3に入っています。
【4位】タイ
日本人に人気の海外移住先ランキング4位となるのが、タイです。
首都バンコクは、都会的で利便性も優れており、伊勢丹などの日系企業や日本食を扱う飲食店、スーパーなど、日本人が生活しやすい環境が整っています。
プーケットやチェンマイ、チェンライなど、リゾートや歴史を楽しめる場所も多いです。
物価や家賃が安いため、少ない収入でも、無理のない生活を送れるエリアとなっています。
日本からも近く、馴染みが深い国であることから、人気の海外移住先ランキング4位はタイです。
【5位】カナダ
カナダは、日本人に人気の海外移住先ランキングで5位の国です。
カナダは福祉や医療の先進国であり、自然も豊かなため、落ち着いた移住生活が期待できます。
多くの場所がバリアフリーでフラットになっていて、教育施設も充実しているため、子育てがしやすい国です。
日本食の飲食店や日系企業も多く、たくさんの日本人が生活をしているため、安心感があります。
留学でも人気が高いカナダは、人気の海外移住先ランキングで5位にランクインする、魅力的な国です。
5.安さで選ぶ人気の海外移住先ランキング TOP5
ここでは、安さで選ぶ人気の海外移住先ランキング TOP5を紹介します。
ランキングに登場する国は、日本に比べて物価が3分の1程度なので、贅沢な暮らしを送ることが可能です。
毎日外食をしたり、プール付きマンションに住めたりと、日本では考えられない生活レベルを実現できます。
以下は、安さで人気の海外移住先TOP5です。
【1位】フィリピン
【2位】タイ
【3位】インドネシア
【4位】ベトナム
【5位】マレーシア
1つずつ、物価や特徴を見ていきましょう。
【1位】フィリピン
安さで選ぶ人気の海外移住先ランキング1位となるのが、フィリピンです。
セブなどの語学留学でも人気の高いフィリピンには、多くの日本人学校や施設があり、たくさんの日本人が生活をしています。
バスの初乗り料金が20円〜30円程度、タクシーは150円程度と、非常に物価が安いです。
フィリピンの平均月給は日本円で3万円〜4万円程度であるため、日本での収入水準を確保できれば、贅沢な生活を送ることができます。
物価が安い上に、日本人も多いことから、フィリピンは人気の移住先です。
【2位】タイ
タイが、安さで選ぶ人気の海外移住先ランキングの2位となっています。
電車の初乗りが50円〜60円、バスが20円〜30円、ミネラルウォーターが1本20円〜30円、コーラが60円程度と、非常に物価が安いです。
露店やフードコートでの食事は1食150円程度であり、日本の半分以下の収入でも生活ができます。
タイ古式マッサージなどの料金も500円程度と格安です。
タイは、日本ではできない贅沢な暮らしができるため、海外移住先として人気があります。
【3位】インドネシア
安さで選ぶ人気の海外移住先ランキング3位は、インドネシアです。
リーズナブルなレストランであれば、100円〜200円でインドネシア料理を食べられます。
ミネラルウォーターは40円程度、タクシー初乗りは50円〜60円程度と、衝撃的な安さです。
都市部は非常に発展しており都会的なため、日本人移住者も生活しやすいエリアになります。
都会的でありながらも、物価が安いことからインドネシアも人気の海外移住先です。
【4位】ベトナム
ベトナムは、安さで選ぶ人気の海外移住先ランキング4位の国です。
ベトナムの初乗り料金は、タクシーが50円程度、バスが30円程度、ミネラルウォーターは1本20円、ビール1本40円〜50円程度となっています。
大卒初任給が3万5,000円前後なので、日本では考えられないくらい、贅沢な生活が可能です。
このように、物価が安く日本人も多くて、温暖で過ごしやすいため、ベトナムは人気の海外移住先としてランキング入りしています。
【5位】マレーシア
安さで選ぶ人気の海外移住先ランキング5位が、マレーシアです。
マレーシアの物価は、日本の3分の1程度と言われています。
ミネラルウォーター1本25円、バス初乗り30円〜40円程度、リーズナブルなレストランは、300円〜400円もあればお腹一杯食べることが可能です。
都市部は、建物も先進的で都会なので、日本人の移住や観光に人気が高いエリアとなっています。
ただし、クアラルンプールの物価は高いため注意しましょう。
海外のロングステイ先として定着しているマレーシアは、人気ランキングで5位に入ります。
まとめ
ここでは、国内・海外の人気移住先ランキングや人気移住先の支援内容について、紹介しました。
あらためて、大事なポイントをまとめると次の3点が挙げられます。
- 人気の移住先には必ず理由がある(支援制度の充実、子育てしやすい、環境が良いなど)
- どの年代でも人気移住先はそれほど変わらない
- ただし、合う・合わないがあるので移住体験などを活用することが大事
気になる移住地があれば、早速、支援制度などを調べ、移住体験に参加してみましょう。